大地


使える時間には限りがある
時間は命そのもの
魂という炎が揺らいでいきたい先に
身体や意識をいつだって持っていけるような
いつでもスタンバイ状態に身を置くこと。

それが叶わないと私の場合
精神状態がとても悪くなることが分かりました。
平日は朝から夜まで勤めの仕事なので
限られた時間の中でどう過ごすのか
誰と会い、どんな時間を共有したいのか
有り余るほどの情報量の中で何に着目し、何を選び取るのか
研ぎ澄まさなければ聞こえない意識の使い方を
今年は鍛えられているなと感じています。
そして選び取った物事を積み重ねていくことの難しさも。
ただその過程は今まで見えていなかった領域に間違いなく
私を連れて行ってくれるという予感がしています。

”大地“の年 

言わばここにはまだ作物も植っていなければ
建物も建っていないけれど、
私の足元には微生物たちが発酵する栄養たっぷりのふかふかな土があって
これまで育んできた愛しい大地の上で新たな命が芽吹くのを
とても楽しみにしています。
命の灯火の向かう先へと真っ直ぐに…


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