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音楽に本気なきみへ
以前、本屋さんにこちらの本があったけど
最近立ち寄ったら棚から本が無くなっていました。
誰か買ったんだろうなと思っていたら、
なんとピアノの先生のところにありました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159021606/picture_pc_7d094cd29d6bc2e04f037e8308a303e0.jpg?width=1200)
ピアノ先生にこの本を見かけたことがあると伝えると、
本を貸してくれました。
この本を読んでみて、
早くこの本に出会っていればと思いました。
私は小学生の頃から音楽の世界で生きたいと思っていました。
そう思ったのはピアノを習っていたことがきっかけでした。
ピアノを弾いていて、
もっと難しい曲が弾きたい、
自分が知らない曲をたくさん聴いてみたい、
音楽の歴史について詳しく知りたいと思っていました。
図書館で音楽に関する本を借りてノートにまとめてみたり、
ピアノの先生に難しい曲や知らない曲を弾かせて欲しいと伝えたり、
自分で作曲をしたりしていました。
でも高校生くらいになって
将来について真剣に考えたときに
両親から音楽の世界では生きていけないよ、と言われました。
そこから、私は音楽って役に立たないものなんだと思うようになりました。
もっと世の中の役に立つことをしなければならないんだと考え、
ITの勉強を始めました。
この「音楽に本気なきみへ」を読んで思ったことは
音楽は誰かの賞賛を得たり、
認めてもらうためにするものではないということです。
本の中で褒められたり認められた時は素直に喜んでもいいと書いてありました。
でも、本当に大切なことは自分の音楽を追求することだと書いてありました。
また、音楽はお金を稼いだから価値があるとは限らないと書いてありました。
だから、私は音楽を仕事にしなくていいんだって思いました。
そして、私がやるべきことは、
自分の音楽を追求することなんだと思いました。
このことに早く気がつきたかったです。
いや、このことに一生気づかなくて
音楽を諦めてしまう人にならなかっただけでもよかったのかも。
私は自分が追求してきた音楽が役に立たないということを感じてから、
何をやっても「どうせこんなことやったって役に立たないよ」といった諦め癖が
身についてしまっている気がしました。
あるいは、何かをするときに役に立つか立たないかで
考えてしまってる気がします。
この本を読んで、
自分の諦め癖にピリオドを打つことができてよかったです。
これからは、
自分のペースで自分なりの音楽を追求していきたいと思います。
自分なりの音楽を追求するって
自問自答ファッションに通ずるところがあるなと思いました。
あきやあさみさんの自問自答ファッションに出会ってから
私の人生はちょっと前向きで
自問自答しながら進めるものに
変わってきたのかなと思います。