航海日記その31〜広いけれど世界はつながっている〜
イギリスに短期留学していた時のことを航海日記と称して記録に残しています。
前回はこちら。
今回は留学に行って感じたことについて書きます。
語学学校には多くの国の人が通っていました。
私の学校は南米の人があきらかに多く、イメージ通り、明るくて音楽が好きでフレンドリーな人が多かったです。もちろん全員ではないですが。
南米は日本からすると地球の裏側。
「ブラジルの人聞こえますかー?」というギャグも生まれるくらいです。
日本、特に田舎のほうに住んでいたら南米の人たちと交流する機会なんてなありません。
たぶん他の国の人たちにとっても同じ状況だったのでしょう。
ブラジルとトルコの人が友だちになったり、ベネズエラとパナマの人が仲良くなっていたり。
多くの国際交流が生まれていました。
面白かったのが、公用語の話です。
南米では、ブラジル以外の国ではスペイン語が公用語です。
ブラジルのみポルトガル語。
(大まかに言うと、です。他の言語を話す国もあります)
だから自然とポルトガル語を話すブラジル人同士が仲良くなっていた印象でした。
私は勉強したことが無かったので知らなかったのですが、スペイン語とポルトガル語は似ているのでお互いの言語を話していても大体通じるのだとか。
何それ、便利!
例えば日本と韓国と中国は国が近隣で同じ漢字を使ってはいますが、全く違う言語なのでちゃんと勉強しないと理解できないですもんね。
それに、アフリカ出身の方がいましたがその国での公用語はポルトガル語だったので、ブラジルの人たちと仲良くなっていました。
お互い住んでいる国は違うのに「あれ、ポルトガル語話すの?」とびっくりしていた様子。
面白いなぁ。
遠い国同士なのにコミュニケーションがとれることがちょっと羨ましかったです。まぁ根底には植民地支配という黒い歴史があるんですけどね。
もちろん私も英語を通じてその方たちと友だちになれました。
たくさんの国の人と話すことができるのも英語の好きなところです。
国も言葉も文化も違う人たち。
今まで交流したことが無いので、話す前はドキドキしましたが、話してみると日本のことを知っていたり、同じドラマや映画を見ていたり。
こんなに世界は広いのに、つながっているのだなぁ、と改めて実感しました。
地球の反対側にいる人たちと友だちになれるなんて、留学に行く前には思ってもいませんでした。
世界が広いのは変わらないけれど、気持ち的には以前より身近に感じられるようになりました。
確実に留学前より視野が広がりました。
日本だけで暮らしているとどうしても視野が狭くなっていくような気がしたので広い世界を体験してみたくなったのですが、無事達成できたようです。
以上、私が留学に行って感じたことでした。
イギリスの短期留学について書いている航海日記は一旦次回で最終回にする予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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