就活の備忘録
こんばんは
人によっては、おはようございます、こんにちはでしょうか。
台風が近づいてきているので、引きこもりがちな生活に輪をかけて、引きこもっている大学生のayanoです。
久々のnoteになりました。
結論、私の就活は今日をもって終わりとなりました。
おめでとう!よくやりきった私!お疲れさん!
今年の1月からやってきていたので、8月まで。長かった。
最後ちょっと投げやりなところも(?)あったような気もするけど、一社内定を出してくれた会社で、来年の4月から頑張ってみようと思うほどにはやり切った気持ちです。
内定を出してくれた会社には感謝しかない。ほんとに。
ありがとうございます…!
実際やってみてどうだった?と聞かれると、もう二度とやりたくない…という気持ちです(笑)
就活が楽しいっていう人は世の中探せばいると思いますが…、
私個人としてはしんどいことの方が多かったです。
ただ、しんどいなと思う就活の中で、唯一面白いというかよかったことは、新卒という不安定でまだ何にも染まっていない身分を使って、いろんな業界を覗き見して、世の中いろんな仕事があって、何でも商売になり得るんだな…ということを知れたこと。
就活している当時はそんなことを思う余裕も少なかったけど、今振りかえってみるといい収穫だったなと思います。
しかし、よくも悪くも嘘がつけない性格なので
自分を一商品や一会社として例えた時に、魅力的に相手に売っていくことが苦手な私には、就活(というか企業の面接ですね)は向いていないなと思いました…。ハイ。
就活をしていく中で感じたことが二つあって、
一つは大事なことは後から分かっていくこと、
もう一つは自分自身のあこがれと現状を整理して、自分の気持ちに素直になることでした。
切り分けて書いたのですが、どちらも関連していることです。
就活って初めてやることじゃないですか。
だから、私は、正直すごく怖かった。
分からないこと、理解できないことが怖い。
知ってしまえば「こんなもん」でも、知らないと怖い、恐ろしい。
一時、あまりにも選考に落ちまくってて、社会で働く人全員が敵に見える時もありました(笑)
世の中に出回っている就活のイロハやノウハウ云々、情報が毎日洪水のように押し寄せて、それに追われるのが嫌で嫌で逃げ回っていました。
それと「私、就活してます!」って一目で分かる就活スーツも着たくなかった。
スーツ会社勤務でこれを読んで傷ついた方がいたら、ごめんなさい…。
もともと大学2年の終わりから大学での勉強が楽しくなくなって、周りと比較して、自分にはこれが好きと言える端的な趣味も、推しているものも、これは誰にも負けない自信があると思えるものも、胸を張ってこれをやってきたと言えることもなくて少々病んでました…。
休学を考えながら、しかし結局休学せずに限界まで頑張って、大学3年で卒論関係の単位以外の卒業単位をすべて取り切りました。
それでも私には友人たちのように誇れるものが何もないことへの焦りと、別の何かを始めることへの不安と、大学を4年で卒業して会社に入るというレールの上を降りる勇気がなく、日に日に心が弱っていきました。
休学して全部リセットしたいと思っていました。
学期も終わりに差しかかる中で、ネガティブオーラを周囲にまき散らしていた私を見かねて、卒論の指導教官が面談をしてくれました。
このことばの意味を理解し、飲み込んで、新しい視点として消化するのに、私は半年以上かかりました。今でも実践できているかと問われると、正直できているときもあればできていない時もあります。
知る過程の途中にいます。もしかしたら人生を通して知ることになるかも。
周囲が決める、いい悪いの判断軸(あこがれ)を追うことは悪くありません。でも、追いすぎて現実の自分の気持ちに嘘をつき始めたら、それはやりすぎです。私は外からの見てくればかり気にしていて、一番大事な自分の希望や許容範囲量を無視していました。
よく言われることですが、大学受験までのように、テストで唯一の正解があればそれでいいのですが、社会に出たら正解も不正解もありません。
自分で選んだ答えを正解にしていくしかないのです。
不安でも怖くても。
じゃあ正解にしていくときに何が基準になるか?は、
自分の気持ちなんです。
少なくとも私は就活を通してそう思いました。
そういう意味では、自己分析って一生やっていくものかもしれません。
人の気持ちは固定ではなく、常に流動ですので。
加えて、人間苦手なことも数を重ねると慣れてきます。
大事なことは後から分かってくるというのは、それだけ実践でデータが集まってくるので、ものを捉える視点の解像度が上がってくるってことです。
失敗ではなく、これはうまくいかないっていうデータが取れた、と考える。
データを基に自分のあこがれと現状との乖離を人に話す(説明する)ことで、自分の気持ちにゆっくり、ちょっとずつ素直になっていくことができたと思います。
そうそう、
人に話す、で思い出しました。
就活中、私の話をたくさん話を聞いてくれた、親、叔母・叔父、親友、友達、先生、バイト先の先輩・後輩、大学の後輩、いつも行くお店のスタッフさん、採用担当者さん、とある会社の人事部長の方…などなど、
ayanoの話に耳を傾けてくれたみなさま
(多分このnoteの存在は誰にも言ってないので知らないと思いますが…)
話を聞いてくれた人がいたことで、私の就活が無事に終わりました。
自分でも、とても人に恵まれていると思います。
ありがとうございました。
少し長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
あなたにとっても私にとっても、今日が素敵な一日になりますように。