飲食店におけるclubhouse活用 音声✖️口コミとリアル

皆様こんにちは、あやにーです。
昨年に浅草にコミュニティースナック「ALICA ASAKUSA」をオープンしまして
毎日楽しくわいわいひっちゃかめっちゃかになりつつもやっております。

とはいえ緊急事態宣言もあり、なかなか集客に苦戦している飲食店の方も多いのではないでしょうか？

そんな中、先日ALICAで最近話題の音声SNS「clubhouse」を通じて、素敵な出来事がありました。
今日はそんな話を交えつつ「clubhouseと飲食店ってどうなの？」という話をお送りします。

そもそもclubhouseを配信するきっかけ

clubhouseと飲食店というテーマではありますが、ALICA ASAKUSAはオフラインを大切にしたい。人との繋がりを通じて孤独を減らしたい。
そんなところから始まりまして。
「オンライン施策は基本的にやらない」方向でやってきています。

そんな中、clubhouseで配信したきっかけは
1人での営業でした。
基本的に2人以上のスタッフで安全を確保する意味でも回しているのですが、この日は私1人。

そして特に予約などもない状態だったので
「よし、clubhouseやろう。一人寂しいし、配信してたら何かあってもなんとかなるんじゃ？」という謎の思考から。笑

この日は「お客様が来るまでclubhouse配信します！」という気合で、スナックあやにーをスタートしました。

clubhouseからなんと来店も！
音声✖️口コミのパワーがすごい。

元々私のことやお店のことをご存知の方が続々と参加してくださり、わいわいみんなで話していて
まさにオンラインスナック！笑

clubhouseでALICAに来たことがある友人たちが「ALICAは本当に酒飲みがやってるってお酒あるんですよ〜」とか
「あやにーは高校の時からの友達で」など

お店を知る人、私を知る人が集まってくれるたことでお店の雰囲気も伝わりやすくて
これ、すごいめちゃくちゃ相性良いのでは？

さらに
「え、じゃあ来週行こうかな？」とか
「お酒あんまり飲めないんですけど、飲めるのってあったりしますか？」など、お店に関する質問や予約も直接受けられるので

まさに音声✖️口コミ...clubhouse最強説...!

音声は熱量が伝わりやすく
特にスナックのようなスタッフとつながる飲食店にはとても相性が良いと感じます。
またその中で、今度お店で会いましょうねというような約束にも繋がる可能性も感じます。

嬉しいなぁと思いながら、話を聞いていて
「またいつでも来てね〜今日は私一人なんだよ〜」とぼやいたところ
「そうなんですか？僕浅草なんで行きますよー
あやにーさんのこともお店のことも2時間前に知りましたけど、いきます」という
スーパーフッ軽な参加者の方が、お店に来ていただく展開に！

ねえ、そんなことある！？

さらに、遠方にお住まいの参加者さんから「どうしても飲んで欲しい日本酒があるので、ALICAに送らせてください！お客様にも飲んで欲しい！」と
オススメの日本酒を送っていただくという有り難い贈り物も！

ねえ、そんなことある！？(2度目)

完全に甘やかされたダメなママの出来上がりです。笑

参加してくださった方がみんな優しくて穏やかで、参加者同士でも会話してくれ、合計で４時間ほどしゃべり続けるという楽しい会になりました。
(あやにーママは終わった後死んでました笑)

オンラインとオフラインの境界線

その後、本当にご来店いただき
そのまま一緒にclubhouseをしながらALICA ASAKUSAとオンラインスナックあやにーをお送りしました。
その様子をブログでご紹介いただいたので、ぜひご覧ください。

https://townbeginner.hatenablog.com/entry/2021/02/04/231329

めちゃくちゃ粋に「これ聞いてる方に一杯奢りたいんで1杯分」とエアあちらのお客様から一杯、もいただきました。素敵な出会い、嬉しいなぁ。

オンラインとオフラインは分断して考えてしまいがちですが、分断ではなく繋がる場所を見つけること、その流れをあたたかい温度、熱量のある形で双方を繋げていくことの大切さを改めて実感しました。

飲食店とclubhouse

私自身はVoicyを通じて音声で人は繋がっていくことを実感していて、clubhouseがバズを起こしたことで更に音声に注目が集まっているように感じます。
ネガティヴにすぐ飽きるとか、音声発信は発信者側が続かないなどと言った意見も聞かれますが
まだまだ便利な使い方を考える前に「楽しい使い方」を考えることが大切なのではないかと
再確認しています。

また今回お店の名前は入れていませんでしたが、「浅草」「リアル店舗から」という目を引く場所名を入れたことで
浅草に由来のある方に通りがかりで参加いただけたこともよかった点でした。

飲食店と一言言っても規模が本当に様々ですから
一概に「飲食店はclubhouseやるべき！」などは申し上げることはできませんが

①友人や来店したことがある参加者がお店を紹介してくれるリアル口コミ効果
②新規の潜在顧客に対しての質疑応答や
お店のプレゼンの機会に
③お店の今が分かり来店に繋がることも

昔のSNSのような「なう」から繋がる出会いがclubhouseは起こりやすいように感じます。

何より発信している側も聞いている側も「営業」という繋がりではなく、ゆるく優しい形で繋がっていける。
その空気感も合っているようにも感じます。

はっきり集客に繋がる！とは言えないかもしれませんが、clubhouseにおける口コミマーケティング、集客の可能性は
まだまだあるのではないでしょうか。

今回はそんな奇跡のようなclubhouseでの出会いについてご紹介しました。

読んだあなた！
ぜひALICAにもいらしてくださいね！

https://alicaasakusa.com/