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枝折「栞をはさんで、離さんで。」町の小さな印刷屋から一言
note界の天才ショートショート小説家「枝折」さんの事を知ったのは、夏木凛さんの書評からでした。
私、実は印刷屋さんなんですよw
昨今のデジタルへの移行で紙業界は本当に苦戦を強いられています。着実に衰退の道を辿っているのが現状です。
そんな中、唯一印刷業界で頑張っているのが「同人誌印刷」をしている所です。
この枝折さんの本を手に取った理由も、本当によこしまな考えで申し訳無いのですが「私たちも同人誌をやってみよう」と思ったからです。
ここ最近「歌集を作りたい」「作品集を作りたい」「自分史を作りたい」とおっしゃられる方が増えています。その多くが高齢の方なので「死ぬまでに作りたいのかな」と思っていました。←本当に失礼
しかしながら、この凛さんの書評を読んで私はいたく感動してしまったのです。そして、私も「本作り」をする人間として何かをしたい!と思ってしまったのです。
*
枝折さん、私は文才が無いので書評なんてものを書けなくてすみません。
全て読みました。
なんだろう、物語が自然と身体の中にすぅっと入って「うんうん」と頷いてしまう自分が居るのです。
私は、小説特有のまどろっこしい情景描写とかが苦手なので、そのようなものを全く感じることなく、本当にすぅっと入ってきました。おそらく、似たような経験を自分がしているからだと思います。
面白かった。
もっと色々な話を読んでみたい。
出来れば長編も読んでみたい。
お話の中で特に私の心にズドンと来て何度も読み返してしまうのが、
「泣きたいとき」
枝折さん、あなた本当に20代ですかw?
オバサン泣かせてどないすんねんw
っと、こんな感想で申し訳ございません
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最後に印刷屋から一言言わせて下さい。
若きクリエイター達へ
ネットだけに埋もれるな。
ぜひ紙媒体として世に出してくれ。
昨今の感染症騒ぎで若者が悪者にされた。
若者にしてみれば、何もかも既得権益にまみれる大人たちの私利私欲に愛想が尽きたかもしれない。
政治を変えるのは無理だ、と。
しかしながら、いつの時代も「文化」の波を作ってきたのは常に「若者」だった。
アニメや漫画、スケボーやサーフィン、それらは私たちオッサンオバサンが若者の時に巻き起こしたムーブメントだった。
「文化」は世の中を大きく動かす
今の若者たちには「ネット」という大きな武器がある。大きな武器を使って、世の中に大きく羽ばたいて欲しいと思っている。
そのお手伝いが出来るのならば、もう若者でない私の人生もこれからまだまだ楽しくなりそうだな、と思っている。
と、なんだか偉そうな説教オバサンになっちゃったw
最後に
枝折さんありがとう
沢山の気付きとヒントをあなたの「本」から受け取りました
凛さんありがとう
紙媒体の良さについて書かれたあなたの書評は本当に素晴らしかった
これからも記事、楽しみにしていますね。