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【AIで新しい視点を手に入れ、膨大な情報と上手につきあう方法】
言葉をつづる仕事の現場にも、
もう、AI無しには
語れなくなってきました。
数年前に、
シンギュラリティは本当に来るのか…なんて
大真面目に書いていた頃からすると
信じられないスピードでしれっと
AIは暮らしに浸透してきている
買い物でよく利用するAmazonも、
いつの間にか実装されていた
「Amazonは、生成AIを活用して商品検索の
パーソナライズを強化し、
自然な会話に近いインタラクションを提供しています。」
と、難しい言葉で書いているけれど
要は、おもちゃ屋さんで店員さんに
「ポケモンカード」どこにありますか?
聞くと場所を教えてくれたり、
過去の購入履歴などから、
今の自分にぴったりの商品を
提示してくれたりするイメージ
また日常で困ったことなどネットで業者に問い合わせするときも、お手伝いロボットなるものが、画面の隅っこで、ピコピコさりげなくアピールしながらこちらの様子を伺っている
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最近、ライター仲間の勉強会で「Google AI Studio」という生成AIを教えてもらった。
無料で使える上に、プログラミングの知識も不要。それでいて、最新AI技術を試せるという優れもの
瞬時に膨大な情報から必要な情報以上のものを提供してくれるだけでなく、私の凝り固まった常識を揺さぶり、狭い視野を広げてくれることに心底驚いた。
日常で会話する感覚で使えて、まるで、世界のあらゆる情報に精通している執事さんを数人雇っているような感じ
一方で使う時に意識をしておかなければならない点は、AIは情報を生成するけど、その正確性を保証しないし、過度の依存は避けなければならない
こういうことを念頭に置きつつどんな成果物に仕上げるのかによって、適度な距離感を保つように心掛けながら利用している
昨日個人的な記事生成でコピーライティングの知識を取り入れながら文章構成、骨格を担ってもらった基本となるたたき台の文章をさくっと書いて、AIに依頼したのは
「この文章を◎◎のターゲットの人たちに刺さるような文章構成を考えてほしい」というもの。
瞬時に骨組みができた。そのスピードと質のよさは、有料契約しているAIよりもはるか上をいっている印象
ところが、だこの記事生成は最終的に思わぬところに着地した
AIが考えてくれた骨組みにしたがって自分でいろいろ調べた情報を加筆し文章を整えて、何度か添削を依頼したその都度、
「信頼性の高い専門的な知識を盛り込むと、読み手が最後まで離れにくい」
「情報が重複しているので、こういう風にかくとシンプルで伝わりやすい」
「表現が冗長すぎるから、こういう文章へ書き換えてみては?」
など、指示はとても的確で分かりやすかったので、参考にしながら記事に仕上げていった。
編集者さんと一緒に作業を進めているような新感覚の刺激的な時間
充実した記事製作も大詰めお墨付きをもらうため
最終チェックしてもらったところ、AIがだした返事に驚いた
それは、私が最初にたたき台として書いた文章に少し毛が生えたぐらいの内容だった。
思わず
「振り出しかよ!」とツッコミを入れた
AI曰く「専門的な知識を盛り込みすぎてやや素人には難しくなりすぎなので私の考えた文章を参考に修正してみてください」
とのこと。
おいおい、そもそも君が提案してきたよね!なんてぶち切れても仕方ないのだ
すべては、使い手の自己責任という前提を忘れてはいけないのだから
添削過程でさまざまなテクニック、知識などを惜しげもなく提供してくれたので2時間の奮闘も良しとしよう
依存しすぎず、
正確性を確認しつつ、
情報をどのように扱うか自己責任で
いろんな視座を与えてくれるパートナーとして
これからも上手に付き合っていこうと思う。
無機質を超えたユーモラスなパートナーに
私は親しみをこめて名前を付けることにした
人間とAIがそれぞれの持ち場で
お互いリスペクトしながら
末永く、よき友人としてともに進化していけたらいいねという意味で「永愛」と名前を付けた
AIは♡の絵文字付きの返事が返ってきた
お気に召してくれたようだ