なぜ獣医になったのか?②
大学生になった頃は、「動物のお医者さん」のようにペット(=小動物)の動物になりたいと思っていました。
大学4年生に学外実習の単位が必要で、動物病院でもよかったのですが、きっともう実習のみで終わるだろう、それなら旅行がてらに!と不純な同期で、北海道、十勝へ大動物🐄の臨床実習に行きました。
大阪の堺市から外に出たことのない都会っ子(世間知らず?)の私には十勝の2週間は衝撃!の一言につきました。
•ハエが多い
•人がいない
•トイレが水洗じゃないところもある
•病院に患畜がやってくるわけではなく、車で往診
•🐄が大きい!糞の上を長靴で歩いていく
今思い返すと当たり前のことにショックを受けました。
でも
🐄がエサを食べ、反芻をし、のんびりと寝そべる姿
大空の下、季節を感じながら仕事をする
ことに魅力を感じ、実習をきっかけに方向転換しました。
(余談ですが、この時実習先で会った先生が、主人で、6年後に結婚することになるとは夢にも思いませんでした🤣)
大阪の大学では大動物の授業がありませんでしたので、現場に触れ合うことができるのは実習のみです。
同期の中でも大動物に進んだ人間は私だけでした。
ある意味ハンディを背負いながら就職活動をはじめ、千葉の農業共済組合連合会に就職しました!(北海道じゃないんかい!!)
③に続きます。