検査入院でのあれこれ(持ち物リスト付き)
ご無沙汰しております。イマニシです。
8月に2週間の検査入院をしていたのですが、退院予定の2日前に実家の父が事故に遭い、入院を急遽2日繰り上げてもらって退院しました。
主治医や看護師さんだけでなく、病棟の事務員さんにも心配していただき、病院の方々の優しさが身に沁みた……。T大病院ラブ!
なかでも、ほぼ毎日診察してくれていた担当医の先生にはすごく心配してもらいました。先生もラブ!
ちなみに父は今週(11月末)ようやく退院できることになり、東京で一緒に暮らすこととなりました。
ほんとみなさん事故には気を付けてくださいね。
私の入院中はとにかく検査、検査の毎日。
土日以外は毎日リハビリをしつつ、1日に1〜3個の検査をしていました。
筋肉疾患の場合、筋生検はほぼマストなのですが、私はせずに済んだのがありがたかった!
遺伝子検査で遠位型ミオパチーのどの型かもわかってるし、足の悪い私が傷が塞がるまで片腕を使わずに生活するのがどれだけハードモードかを伝えまして。
ただ、希少疾患のサンプルデータを集められないことは主治医が残念そうにしていました。
いや、でも片腕使えないとトイレも立てないからさ!
もっと初期なら協力できたけど、いまの状況だともう無理なの……。
こんなに長く入院するのは初めての経験だったので、持ち物は大きなスーツケース1個というなかなかの量。
今回は、実際に入院して必要だったものやいらなかったものをリストにしておこうと思います。
【必需品】
・スマホ、ノートPC、Kindle Paperwhite
スマホでの通話は談話室のみですが、LINEは相部屋でも普通に使えます。私はテレビを見ずに、スマホやノートPCでYoutubeやネトフリ、TVerなどの動画をひたすら観ていました。もしくはKindle Paperwhiteでゴロゴロしながら読書。
もちろん、ノートPCでなくタブレットでもいいと思います。読書に関しては、Kindle Paperwhiteが軽量&画面大きめなのでおすすめ。
あと、病院によってはモバイルルーターを持ち込めるので、レンタルするのがおすすめ。私の入院先はスマホでテザリングはOKだけど、モバイルルーターはNGでした。同じ回線なのになぜなのか……。
・下着3組くらい
私は手術もなくて院内を歩き回れたので、病棟内の洗濯室で3日に1回洗濯していました。女性ならブラトップがおすすめ。
・洗面道具(洗顔料、シャンプー、コンディショナー、ボディタオル、カミソリ、歯磨きセット)
毎日シャワーを浴びていたので、減りが早かったです。最低限のみ身だしなみは整えたい女心。
タオル類はレンタルで。病院で洗濯をこまめにするのは割高だし、借りたほうが安いはず。
・フェイスタオル2枚
「自分のタオル」があることで、病院でも日常を感じられるのが良かったです。
・蓋付きコップとタンブラー
給湯器のお茶をコップからタンブラーに移して病室に持ち込んでいました。コップは歯磨き用としても使用。
・耳栓
4人部屋だったのでマスト。耳栓のおかげでぐっすり眠れました。
・イヤホン
テレビを観るなら有線イヤホンが必須。私はスマホやPC用にワイヤレスイヤホンを使っていました。
・延長コード
スマホやパソコンなど充電する電子機器が多かったので、持ってて良かった!2〜3メートルの長いやつがいいと思います。
・小さい手さげ
病棟内をうろうろするのに必要。検査のついでに買い物したいときや、水筒を持ち歩くときに。
・小銭入れ
私は1人での別フロアへの移動がNGで付き添い必須だったのですが、たまに院内のコンビニには行きました。財布は枕元の金庫に保管し、少額のお金だけ持ち歩くと安心です。
・室内履き2足
私は病室内のトイレはビーサン、院内のうろうろにはスリッポンでした。いちいち靴を履くのがしんどいので、ビーサンはラクで良かったです。足が悪い私は靴べらも持参。
・ちょっとしたおやつ
口寂しいときにグミやおせんべい、チョコレートを食べていました。とはいえ、朝昼晩の入院食はかなり満腹になるので、少なめでいいですよ。
・S字フック5個くらい
大活躍してました。手さげやポーチなど、よく使うものをかけておくのに便利。
・ヘアバンド
終始髪がボサボサだったので(笑)、誤魔化すのにちょうどよかったです。
・生理用品
サニタリーショーツとナプキンはあったほうが安心。院内のコンビニでも買えるものの、品揃えに偏りがありました。
【いらなかった】
・スキンケア用品
面倒で使わなかった……。ただし、部屋が乾燥しやすいので、ニベアとかの保湿系はあると◎。
・部屋着
私はパジャマをレンタルしたので、手持ちの服は入退院時にしか着ませんでした。でも部屋着スタイルの患者さんもいたし、好みの問題ですね。
・仕事道具
時間は山ほどあるけど、あんまりやる気がしません(笑)。あと、検査やリハビリに呼ばれるタイミングがわからないので、集中しづらかったです。
大体こんなものでしょうか。初めての長期入院のわりに、無駄なものはあまりなかったように感じます。
私の場合、治療法がないので当面は入院もなさそうです。
脳神経内科は半年から1年に1回の受診でいいのだとか。
進行性の病気で身体障害者手帳の更新が1年おきなので、通院頻度はちょうど良さそう。
そういえば今回の検査で遠位型ミオパチー以外の問題も見つかりました。
まず、眼科では緑内障疑惑が。
後日受けた検査でいまは大丈夫と言われたけど、もともと近視が強いから1年おきに検査したほうがいいとのこと。
目が悪い人は緑内障になりやすいのでご注意を!
あと、昔から月経不順だしついでに婦人科も診てもらうかーと軽い気持ちで受診したら、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)だとわかりました。
卵子が育ちにくくて排卵しづらい、いわゆる不妊症だそうです。
とはいえ、ぶっちゃけいまの身体で子育てとか無理だなと思ってるので、何のショックも受けなかったんですよね。
もし妊娠を望んでいたらめちゃくちゃショックだったと思うし、私が子どもを諦めたタイミングでわかって良かったという気さえしています。
PCOSは「病気」ではないので、低容量ピルを飲んで月経を整えて、子宮体がん検査を年1でやることになりました。
身体のメンテナンスは大事!
会社員時代はいろんな不調を見て見ぬ振りしてやっていたので、今回いろいろわかってホッとしました。
遠位型ミオパチーになって良かったとはまったく思わないけど、病気になったことで知ることは山ほどあって、生きているといろいろあるわねーと思わされる毎日です。
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