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読書が苦手なワーママのオーディブルのススメ!江國香織「きらきらひかる」ポッカリした心の穴を埋める存在は…
読書っていいですね。すごく面白いです。
じつは、私は子供の頃から読書をすることが苦手でした。
夏休みの宿題で読書感想文なんかは
毎年苦戦してなんとか書き上げていた記憶があります。
今のようにオーディブルがあればすんなり本が読めて楽だったかもしれません。
さて、今回は最近聴いた本、江國香織さんの「きらきらひかる」の感想です。
セックスレスの奇妙な夫婦のお話です。
まだまだかもしれませんが、ジェンダーフリーになり生きやすい時代になってきたね。
でも、この「きらきらひかる」は30年前の話。その当時にしては刺激的だったのかもしれません。
いや…その着眼点が凄すぎますね。
【オーディブル通信3号】江國 香織 〝きらきらひかる〟セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛。愛することはやめられない。古い作品だけど今だから響くのかも·͜· 「私たちの読書📕が苦手だったあやみんが贈る気まぐれオーディブル通信!詳細は👇#オーディブルのススメ pic.twitter.com/R5bEMSO88J
— あやみん|忙しいワーママの聞く読書のすすめ (@ayami_amino) April 9, 2023
本を読んで感想を一言で表すと…
一言で表すなら「人に分からなくてもいい関係が彼らの形」です。
同性愛者と知りながらの結婚。そして夫の恋人との三人の奇妙な関係。
今はそれがベストな選択であること。
心地の良い関係であり、居場所を見つけたことは良かったと思います。
アル中の笑子と同性愛者の睦月。
そして、睦月の恋人、紺との関係は…
著者名「江國香織」プロフィール
1964年東京生まれ。1987年「草之丞の話」で「小さな童話」大賞、1989年「409ラドクリフ」でフェミナ賞を受賞。以後、坪田譲治文学賞、紫式部文学賞、路傍の石文学賞、山本周五郎賞の受賞を経て、2004年には『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞。さらに島清恋愛文学賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞を受賞。近作に『去年の雪』『ひとりでカラカサさしてゆく』など。
あらすじをざっくり!!
10日前に結婚した新婚の笑子と睦月。
しかし寝室には2人が普通ではないという診断書がありました。
笑子はイタリア語の翻訳をときどき、睦月さ内科医として働きながら、家事をするという2人の生活。
笑子はアルコール依存で情緒不安定、睦月は大学生の恋人「紺」がいる同棲愛者なのです。
笑子と睦月はお互いを知りながら結婚をするのです。
承知している関係です。
睦月の両親は、結婚することで世間体がよくなること、かたや笑子の両親は医者である睦月と結婚することで情緒が安定するだろうと考えていました。
しかし、笑子の情緒は安定することはありませんでした。周囲から子供を産むことを望まれ反発し睦月にも当たり散らします。
それでもゲイである睦月には笑子を抱くことはできません。
本には心に響く言葉がある!江國香織「きらきらひかる」より。ずっと引っかかっていた言葉〝水を抱く〟触れているのにつかむことのできないもの。もどかしさが伝わってくる。旦那は同性愛者。でも、この人といたい…。触れられるものより心が繋がる。だけど、もどかしい。本には心に響く言葉がある! pic.twitter.com/y2BYTfxDQN
— あやみん|忙しいワーママの聞く読書のすすめ (@ayami_amino) May 1, 2023
2人の生活に関わる人達の存在は笑子にとって貴重なものでした。
とくに睦月の恋人である「紺」の存在です。
睦月のいない間にうちに訪れる紺。次第に笑子と紺の距離も近づきます。
親友のようなよき理解者として。
心地よさを感じる笑子は睦月とのこの生活をなんとかして守りたかったのです。
ある日、笑子は産婦人科に行きます。
「自分と睦月と紺の遺伝子を人工授精できないか」という突拍子もない相談でした。
そして紺は睦月に言うのです。
『そんな風に相手を追いつめるんなら、睦月は笑子ちゃんと結婚なんかするべきじゃなかったんだよ』
そして紺は行方をくらまし…
オーディブルを聞き終えた感想
睦月は旦那様として申し分のない人です。
穏やかで優しくてきちんとしていて。
ただ、男と女の関係ではないのは、やっぱりさみしいかな。
夫婦という形は初めは男と女です。
一緒に過ごすうちに家族となり、人生の中でかけがえのない人になる。
そう考えると、男と女だからという固定概念はいらないですね。
親子や友達、広い意味で大切な人と一緒に過ごす。
それって最高な幸せな形ですもんね。
『自由であっていい』それに尽きるかな·͜· 。
まとめ
いかがでしたか?以上が聞く読書(オーディブル)で読書が苦手だった私の感想です。
これまで聞いてきた本で共通して言えるのは、小説に出てくる人物は一生懸命「思考」をめぐらせ、解決にあきらめないことだと思います。
まだ、今回ご紹介した本を読んでなくて、興味を持ったらぜひ聞いてみてください。読んでみてください
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