テクノロジーの力を過信するのは良くない
PCがフリーズして、作業中だったデータが飛んだ。
なんて話は、いたるところで聞く。わたしにとっても決して他人事ではなく、幾度となくヒヤリハットを繰り返してきた。作業中に突然PCが動かなくなり、強制再起動をしなければならなくなったけれど、自動保存機能によってデータは守られていた。noteを書いているときも、その他の原稿を書いているときも。
それが、今日、生まれて初めて、自動保存機能がアテにならなかった。
そう、作業中のデータが失われてしまった。
その時、わたしは原稿を書いていたわけではなく。書き上げた数万字の原稿の細かい部分の校正作業をせっせとやっているところだった。1時間強ほどものすごく集中して作業を進めていたとき、急に作業中だったWordだけが、動かなくなってしまった。何をどうしても、動く気配がない。これはもう、強制シャットダウンして、再起動するしかない。泣く泣く、再起動した。
「ま、でも自動保存機能があるから大丈夫でしょ」って思っていた。
でも、現実は甘くなかった。その時作業していた1時間分のデータが、まるまる保存されていなかった。絶望だった。結構労力のかかる、細かい作業が、全て無に帰した瞬間だった。悲しい。
わたしの作業時間は、娘ちゃんのお昼寝タイムがメイン。毎日の中の2時間程度しかない貴重なお昼寝時間を使って作業していたのだけれど、その貴重な1時間分が失われてしまった。めっちゃ悲しい。やり切れない気持ちになったけれど、失われたデータは戻ってはこない。大人しく、同じ作業をもう一度やるしかなかった。
自動保存機能は、信用してはいけない。その後、怖くなって、1段落ごとに手作業で保存ボタンを押すようになった。
不幸中の幸いは、締め切りまでまだ余裕があること。このようなことは、二度と繰り返さないように、あらゆる面においてリスクヘッジしないといけないなと思った。テクノロジーの力を過信しすぎるのも良くない。
そんなわけで、今日もおつかれさまでした。