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ヘアアレンジよりも大事なのは、ドライヤーをサボらないこと

髪の毛のツヤって、大事だと思う。

特段ヘアアレンジしていなくたって、髪の毛にツヤがあれば「ちゃんとお手入れされてるんだなぁ」風に見える。それに、過去のわたしが好きで追いかけていたインフルエンサーさんが「髪の毛がつやつやしているだけで可愛く見える」って言っていたのを未だにずっと信じていて。とにかく、日々のあれこれに追われてヘアアレンジの優先度が上がらなくたって、ツヤのある髪の毛であれば、なんとかなると思っていた。

ツヤのある髪の毛をゲットするために、数年前から髪質改善専門のサロンに2ヶ月に1度の頻度で通い、自分の髪の毛は大事に大事に扱ってきた。当然、わたしの髪の毛はサロンに通う前に比べれば格段にツヤが増し、自分の中でも納得のできる綺麗な髪になった。

ところが最近、そんな自分の髪の毛がぽわぽわのパサパサになる事件が発生した。

それは、つい数日前のこと。朝起きると、なんだかいつもより寝ぐせがひどい。いつもの自分の家ではなく、旅先だったので「枕が変わったから仕方がないのかな」「シャンプーもいつものじゃなかったし、そういうものかな」と思ったのだけれど、どうもなんだか違いそう。だって、その場所には2泊していて、1泊目のときはこんなに寝ぐせはひどくならなかったから。

1泊目と2泊目、一体何がちがっていたのだろうか……。考えを巡らせると、ひとつのことに気が付いた。

ドライヤーだ。

前日夜のドライヤーを、わたしは少しサボってしまった。いつもの自宅のドライヤーとはちがうその場所のドライヤーは、風量が弱めのものだったので、わたしの髪の毛を乾かすにはなかなかの時間を要した。それが結構しんどくて、大部分を自然乾燥に任せ、ある程度乾いた段階で最後に申し訳程度にドライヤーで乾かしたのだった。いつもなら、お風呂から上がって、タオルドライをした後すぐにドライヤーでちゃんと乾かすのに、それを怠った。

わたしの髪の毛が寝ぐせまみれのぽわぽわのパサパサになってしまった原因は、それしか考えられなかった。

そういえば、髪質改善専門のサロンで一番初めにカウンセリングしてもらったときに、美容師さんに「絶対に髪の毛は120%乾かしきってくださいね」と、かなり念を押されていたのだった。それが守れないのなら髪質改善はできません、と。髪の毛を水に濡れたままの状態で放置しておくと、とんでもなく痛むらしい。だから、絶対に120%乾かしきる。「まぁ、だいたい乾いたからOKでしょ」ではなく、完全に乾くまでドライヤーをする。

髪質改善を始めてから、ドライヤーで120%乾かしきることをサボったのは、その日が初めてだった。そして、翌朝、わたしの髪の毛はぽわぽわのパサパサになった。

髪の毛がそんな状態だと、どんなヘアアレンジをしたとて、なんだかしっくりこない。どことなく垢抜けていないようにすら見える(わたしが普段垢抜けているかどうかはここでは別問題)。髪の毛がきまらないと、なんだかテンションが上がらない。

日常のわたしが、ヘアアレンジを怠っても特にテンションに差が生まれていなかったのは、ヘアアレンジをせずともツヤツヤの髪の毛を保っていたからだったことを、今さら思い知った。そして、自分の髪の毛の状態が、こうも自らのテンションを左右するということも。

ドライヤーは、サボってはいけない。どれだけ眠かろうと、どれだけ面倒くさがろうと、ドライヤーで髪の毛を乾かすことをサボってしまうと、翌日のわたしの1日のテンションに響いてしまう。

これからは、しっかりと髪の毛を120%乾かしきってからお布団に入ろうと、心に誓った。



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あやめし
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