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苦手な料理を克服したい

得意料理は卵かけご飯。

料理が苦手で、極力台所には立ちたくない。家事は苦手だから、結婚相手には主夫になってほしい。なんて、ずっとずっと思っていた。

そんなわたしが、どうしたものかここ1カ月ほど、ちゃんと料理をしている。

毎日お弁当を作ることから始まって、在宅勤務が続いている最近はちゃんと自炊するようになった。外に出られないから必然的に自炊の流れにはなっているのだけど、この春から妹が大阪から上京してきて一緒に住むようになったから、余計に料理をするようになった。誰か食べてくれる人がいるとこんなにも「ちゃんとしたものを作ろう」って思うようになるのか、ってびっくりしている。これが一人だけだったら「卵かけご飯でいいかな」ってすぐに妥協したくなるから。

ちなみにここ最近のメニューは、火曜日:シチュー、水曜日:肉じゃが、木曜日:チキンとじゃがいものトマトクリーム煮。毎日こんなにもちゃんと料理をしていることが信じられなくて、自分でもびっくりしている。しかもちゃんと人に食べさせることのできるレベルのご飯を作っていることが、わたしの人生史上初めてのことで。

多分、わたしの料理の出来なさを知っている旦那さんとか、親とかが知ったらびっくりするんだろうなって思っている。


なんだかよくわからないけれど、わたしは女子力が高いと思われがちで。料理とかもめっちゃできそうってよく言われていて。でも実際は全然ちがうから、そのイメージをことごとく覆してしまうのが毎回申し訳ない気持ちになる。いや、勝手なイメージを持たれているのはわたしのせいでも何でもない気はするのだけど。

でも、人生を楽しむにあたって「自分で料理を作る」スキルって、必要なものなのかもしれないって、ようやく気付き始めた。

わたしはまだスタートラインに立ったくらいだから、これからもっと上手になれたらいいなって思う。

嫌にならない程度に、楽しめる程度に。

苦手だったことをこうして少しずつ克服できると、なんだか自信が持てそうな気がしている。

料理のレパートリー、もっと増やせたらいいな。


今日もおつかれさまでした。



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