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決めたことにとらわれなくてもいいんだった

「これ!」と決めたものを変えることって、良くないことだと思っていた。

今これをすると昔に決めたこととちょっと方向性がずれてしまうなぁ、なんてことが良くある。

だけど、好きなものや興味のあるものって、日々日々移り変わっていく。それなのに、過去に決めた自分のルールやポリシーに縛られて、選択肢を狭めてしまうのは、なんだか違うんじゃないかな、なんて思ったりしている。


わたしはずっと、キャリアに興味があった。「働く」ことって、人生の中ですごく大きなものだと思っていて。今の日本って、別にバカンスの文化があるわけでもないから、余暇の時間よりも圧倒的に仕事の時間が長い人が多くて。だから、仕事が楽しいって思えれば、人生が楽しいのとほぼイコールなんじゃないかと思う。だからわたしは、新卒で人材の会社に入社した。大学生の頃からキャリアイベントを積極的に開催したり、会社員やりながら外部では大学生のメンターをやったり。「キャリア」という観点から人生を考える、みたいなことが自分の関わりたい分野だった。

だけど、最近は少し違ってきていて。

キャリアが一番大事だと思っていた矢先、働きすぎて仕事を休職。その休職期間がきっかけで、「あれ、人生って仕事だけではないのでは」ということに気づいた。

毎日の生活や日々の暮らしって、実は仕事以上に大切なものなのでは。今まで優先度が高くなかった睡眠や食事などの日ごろの生活習慣とか、住環境とかって、すごく大切なものなのでは。そんなことを、身をもって実感したのが、休職している期間だった。

確かに仕事が楽しければ人生が楽しいというのとニアリーイコールなのかもしれない。だけど、仕事以外の時間、毎日の生活の時間が充実していなければ、きっと色んなところでバランスを崩してしまう。そう思って、まいにちnoteを書いたり、モーニングページを書いたり、自炊をしたり、部屋の片づけをしたり、そういうことの優先度を上げてみた。すると、なんだかうまくバランスがとれるようになって。仕事だけがむしゃらにやっていたあの頃よりも、充実感が格段に上がった気がしていて。

だから、ここ数年でわたしの興味は「キャリア」から「暮らし」にシフトチェンジしたような気がする。

かつて考えていた時ほど「キャリア」に対して情熱を燃やせていないことに、今のわたしはどこか後ろめたい気持ちを抱いていた。だけど、興味のあるもの、好きなものはずっと同じじゃなくていい。人生、色んな経験をするのだから、考え方も目指すべきものも変わって当たり前。

だから、今のわたしが興味のあるもの、今のわたしがやりたいことを、何も後ろめたいと思わずにやればいいんだと思う。


今、シェアハウスchanoyaでアンバサダーをさせていただいてるのも、自分のやりたいことのひとつで。シェアハウスに住みながら「暮らし」を発信するって、すごく興味のあることをさせていただいていると思っている。

だから、今はこの環境を楽しもうと思っているし、ここからまた何かにつなげられたらいいなと思っている。


変わることは悪いことじゃない。変化って、きっと前進なんだと思うから。



今日もおつかれさまでした。



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