どんな暮らしがしたいのか、どんな道を歩いていきたいのか
年々、ゆるやかに暮らしたいという気持ちが強くなる。
若い頃は、というか今もまだ若者の部類に入ると思うけれど、20代前半の頃は、とにかく刺激がある毎日が好きで、興味関心が無限のようにあって、体力もあって、フットワークもわたがしのように軽くて。
アクティブでアグレッシブなのが自分の取り柄だと公言できるくらい、とにかく動き回っているタイプの人間だった。
それが、今では全く真逆の考えになりつつある。
自分の心の落ち着く場所で、緩やかに生活を営んでいきたい。好きな人と時間を共にして、自分の心の向くことをして、自分の周りにある小さな幸せを大切にして、穏やかに暮らしたい。
鳥や虫の声を聞き、風の音を感じながら、ゆるやかな毎日を送りたい。
心身共に余裕がある生活が送りたい。何かにとらわれるんじゃなくて、何かに追われるんじゃなくて、精神的に豊かに生きていきたい。
すごくざっくりした、抽象的な理想なんだけれど、最近特にそう思っている。
別の言い方をするならば、自分のご機嫌をちゃんと自分で取ること、なのかもしれない。
世間体とか、人付き合いとか、そういうのを気にして、自分が本当にやりたいと思うものや心のベクトルが向くものに蓋をするんじゃなくて。自分の本心に嘘をつくんじゃなくて。
心の底からやりたいと思うことに、ちゃんと取り組めるわたしでありたいと思う。
それが、自分の思う、ゆるやかで穏やかな平穏な暮らし、なのかもしれない。
自分が歩んできた過去はどんな道であれ、今のわたしを作っている。そしてこれから歩む未来は、間違いなく自分が選択する一歩一歩が作りあげるものになる。
だからこそ、自分に納得のいく選択を。自分が理想とする未来を。自分がこれだと思うものを、自分の心を偽らずに選ぶこと。
そうやって、大切な今をひとつひとつ積み重ねて、自分の人生を作っていきたいと思う。
そんなわけで、今日もおつかれさまでした。
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