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切迫早産で緊急入院、とっさに準備した荷物リスト

順調だった妊婦生活。このまま順調にお腹の中で赤ちゃんが育って、そして自然にお産になると思っていた。

ところが、妊娠32週で切迫早産と診断され、その日のうちに緊急入院することに…。

「今すぐこのまま入院です」と言われても、入院の準備なんて何もしていない。そもそも入院をしたことがないから何が必要なのかもわからない。

そんな中、色んなサイトをその場で調べまくって準備した荷物たちを、備忘録もかねてここに残しておこうと思う。

大前提として、どの妊娠週数で切迫早産と診断されるかによって入院期間は人それぞれ。数週間の人もいれば、2~3ヶ月におよぶ人も。とにかく言えるのは、長期スパンでの入院になるということ。それを見越した上で準備をしないといけない。

なおかつ、病院内でコインランドリー等での洗濯は可能なのか、それとも家族に都度洗濯をお願いして持ってきてもらうのか、それによっても服装の枚数は変わってくる。

わたしの場合は週に2度ほど、旦那さんに洗濯物を預けて洗って持ってきてもらっていた。その前提で必要なものを記しておく。

【必要なモノ】

下着×4組

これは最低4組。もう枚数あれば安心。週に2回洗濯するという想定でこの枚数。だけど、そのスパンが間に合わない時なんかは手洗いしてなんとか間に合わせていた。使用済みのものは衛生的にもそのまま着用し続けるのはちょっとあれなので、いつでも綺麗なものを着られるように。予備があるに越したことはない。

腹帯×4枚

これは人によるかもしれないけれど、わたしの場合マタニティショーツはローライズのものを使っているのと、冬なので冷えないように、毎日腹帯を着用している。これも洗濯の頻度を考えて4枚+αくらいあると良さげ。

ルームウェア×2~3枚

部屋着。入院時に常に着ているパジャマ。何日同じものを着るかによって枚数は異なるけれど、そんなに気にならなければ2~3枚あればいいかなって感じ。でも4枚くらいあれば安心かも。突然汚れちゃうことだってあるかもしれないしね。お腹に負担にならないようなゆったりタイプがおすすめ。かつ、1日数回お腹に機械をあてて赤ちゃんの心音を確認するから、着脱しやすいものや、出産後のことも考えて前開きのパジャマがいいかも。
ちなみにわたしは着心地抜群の無印良品のフランネルクルタにお世話になっている。

歯磨きセット

当たり前に必要なものだけど、歯ブラシと歯磨き粉。切迫早産での入院は長期になることが多いので、歯磨き粉は旅行用の小さいものではなく、通常サイズのものがいつも通り使えて良い気がする。

タオル

タオルを使うのはお風呂の時くらいなのだけれど、自分が必要な大きさのものがあればOK。わたしはバスタオルは使わず手ぬぐい&スポーツタオルの組み合わせがあれば事足りるタイプ。それを2セット。使い終わったものは病室内で干して乾燥対策に活用していた。
あとは、点滴をつけながらお風呂に入るんだけど、その際に腕にさしている部分が必要以上に濡れないようにタオルを巻いてくださいと言われることも。そのために手ぬぐいかフェイスタオルを多めに持っていた方がベター。
それ以外の手を拭くのはだいたいペーパータオルが備え付けてあるので、思っていたよりタオルの出番はなかったかも。

スキンケア用品

普段自分が使っているものを。病室内はとっても乾燥するので、保湿はすごく大事。あと、大きくなってきたお腹は急に妊娠線が現れたりもするので、普段から使っているボディークリームとかがあるのであれば持ってきた方がベター。これも旅行用ではなく普段使っている現品サイズのものをそのまままるっと持ってきてもらった。

シャンプー、リンス、洗顔フォーム、ボディソープ

これも自分で使う分は自分で用意しないといけないもの。いつもとちがうものよりも、普段使っているメーカーのものとかの方が安心材料になる気がする。入院ってただでさえ普段の環境と違っていても、自分の髪から香ってくるのがいつもの匂いだったら、それだけでなんだかほっとするような気がして。これも旅行用サイズだと足りない可能性があるので、現品サイズがあればベターかもしれない。
ちなみにわたしは以前美容院でもらった少し大きめのミニボトルサイズのものを使っている。

S字フック

あると何かと便利なS字フック。大部屋での入院だとパーソナルスペースが狭くなってしまうので、荷物をどこに置くか問題が発生する。ちょっとしたところにひっかけるS字フックは、想像以上に大活躍してくれる。

手提げバッグ

これは何でも良いのだけれど、院内のちょっとした移動の際に貴重品を持ち歩く用に。使わない時はベッド近くにS字フックで吊り下げておいて、すぐに使いたいものや手元に置いておきたいものを収納する用に。わたしは処方されているお薬とか、マスクとか、iPhoneの充電器とか、イヤホンを収納するのに活用していた。

延長コード

絶対あった方が良い。入院中はとっても暇なので、わたしはPCやiPhoneを見る時間が格段に増えた。電源は枕元にはあるけれど、日中だとなかなか不便な場所だったりもするので、延長コードが大活躍。入院しているお部屋にもよると思うけれど、2~3メートルくらいの長さがあれば十分な気がする。

イヤホン

個室だと必要ないかもしれないけれど、大部屋入院だったら必須のアイテム。部屋の中で動画を見る時、テレビを見たい時なんかはイヤホン必須。ワイヤレスタイプのイヤホンを使っている方はその充電器も忘れずに。

紙コップ

飲み物を飲む用。普通のコップでも良いんだけど、使い捨てできる紙コップの方がいちいち洗わなくて済むので使い勝手◎。100均とかでお安く大容量のものを手に入れられるので、そんなにコストもかからないので。歯磨きの後のうがい用コップとしても活躍した。

筆記用具、印鑑

意外と忘れがちな筆記用具。入院した時はたくさん記入すべき書類があるので、印鑑も忘れずに。シャチハタNGな場合が多いので、印鑑は認印を。
あとは、必須じゃないけれどノートとかもあったりすると、自分の気持ちを書き出したりとか、必要なことをメモしておいたり出来て、何かと便利。

不織布のマスク

こんなご時世なので、部屋の外を移動するときは必ず不織布のマスク着用が決まりだったりする病院も多い。忘れずに。

母子手帳、健康保険証

言わずもがな必要なもの。病院に行ってる時点でもちろん持ってきているとは思うけれど、念のため。

ティッシュ

ほとんどの病院の場合備え付けでないことが多いので。鼻をかみたい時、ちょっとした水滴を拭きたい時、食事の時、とにかくあると便利というよりも無いと不便。必須。

スリッパ

院内を歩く用。スリッパって言ってるけど、サンダルとかでも大丈夫。
わたしは夏に大活躍したGUのこのサンダルを持ってきた。

他にもクロックスを履いている人だったり、ビーチサンダルの人とかもいたから、本当に自分が無理なく履けるタイプのものがベスト。つっかけタイプが脱ぎ履きしやすくて良さそう。

おりものシートorナプキン

妊娠後期になると、本当におりものの量が増えるので、多めに持っていると安心。おりものシートを頻繁に取り換えるか、ナプキンを当てておくといいのかも。長期の入院になると、この辺りは量を持っていた方がベター。

【必須じゃないけどあると良いモノ】

ピンチハンガー

これくらいのミニサイズのもの。手洗いした洗濯物とか、ちょっとしたタオルを干しておくのに便利。ちなみにわたしは100均に売ってるやつを使っていた。

PCやタブレット端末

入院中はびっくりするくらい何もすることがないので。安静にしておくための入院なのだけれど、ずっとベッドの上で天井を眺めたり、窓から外の景色を眺めてみたり、壁の模様を目で追ってみたりするのも良いけれど、多分すぐに飽きる(笑)携帯があれば十分かもしれないけれど、普段使っているタブレットやPCなんかがあれば、色んなことが出来るので良い。わたしはPCで毎日noteを書いているし、TVerやYouTube見るのに使っている。

ポケットWi-Fi

これは人にもよるかもしれないけれど、病院内は基本的にWi-Fiが飛んでいないので。例外的にお高い個室だったらお部屋についていることもあるけれど、そんな個室で長期入院となると費用もえらいこっちゃってことになるので。自分が使うデータ数だと、携帯のプラン変更をした方が良いのか、ポケットWi-Fiを短期で契約して借りた方が良いのか、その辺りは検討すべきポイントかも。

電子書籍

入院中、とにかく読書がはかどる。紙の本じゃなくて電子書籍だったらかさ張らないし、いつでも好きな時に好きな本が読めるので、本当に電子書籍派で良かったなとつくづく思った。ちなみにわたしが使っているアプリはKindleとDMMブックス。Amazonプライム会員ならKindleは無料で読める本も割とあるのでおすすめ。

普段使っている枕やクッション

枕が変わると眠れないタイプの人には、普段使っているものを持ってくるのがおすすめ。わたしもいつもの枕で毎晩快適にぐっすり眠っている。あと、お腹が痛くなった時にクッションにしがみついていたりもする。会って本当によかった。

スマホ用三脚

必須ではないけれど、動画を見る時や旦那さんとテレビ通話をする時にあると便利だったグッズ。これも手元の手提げバッグに入れてすぐに取り出せる場所に置いていた。

バッグホルダー

こういうタイプのやつ。もしS字フックかける場所がない…!?ってなった場合に活躍する。わたしも入院当初「え、フックひっかける場所なくない!?」って思ってこれを愛用していた。その後机の横にでっぱりがついていることに気が付いたのだけれど、もしよい感じの場所にひっかけられる部分がついていない場合はこういうのを使うのも手。

ふりかけ

1日3食出てくる病院食。あの、病院食って味が薄かったり口に合わなかったりするものが出ることもあるじゃないですか。そういう時に手軽に味変できる優れもの。これも手元の手提げバッグに常に入っていた。ちなみにわたしは小さい頃から緑黄野菜ふりかけが好き。

歯ブラシ立て

こういうタイプのなんでもないやつ。これがあるだけで、病院なんだけどなんか家感が出る。全然必須ではないんだけれど、あって良かったなあと思うもののひとつ。歯ブラシはうがいコップに立てておけばいいのだけれど、わたしはうがいコップを紙コップで代用していたので。

ぬいぐるみ

これ、可愛くないですか?何とも言えない愛くるしさ。常に体育座りのこの姿勢。この子をずっと机の上に置いていたのだけれど、何度癒されたことか…。看護師さんや助産師さんお医者さん薬剤師さん、そして掃除のおばちゃんまで、みんなこれを見て突っ込んでくれた。置いていただけで一番会話のきっかけになったもの。旦那さんが独断で荷物の中にそっと忍ばせてくれたものの中で一番活躍しているのがこの子かもしれない。全然必須じゃないけれど、自分が見ていて癒されるものが手元にあるのは良いと思う。



と、ざっとこんな感じ。思ったよりも長くなってしまった。誰かの参考になるのだろうか…。

今後第2子を妊娠した時にもし同じ状況になったらこのnoteを見返して必要なものを用意しよう。どんなことでも記録しておけば未来のわたしのためになるかもしれない。

そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


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あやめし
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