危うく毎日を生き急いでしまうところだった

ここ2週間くらい、毎日あくせく働いた。

何をするにも時間に追われて、いつも小走りか早歩きで移動して。目の前の膨大な業務量を捌き切るには1分でも1秒でも惜しくて。お昼ご飯もPCを見ながらデスクで食べることもあった。もはやお昼時を逃して、17時頃にようやくお弁当を広げることもあった。

日中がいつもそんな感じだから、気がつけば通勤でも、家にいる時でも、なんだか常に焦っているよう感覚になっていた。

「1分でも1秒でも早く……!」という焦る気持ちが、四六時中自分にまとわりついた。

でも、今朝ふと思った。

わたしは家に居る時にまで、一体何に急いでいるんだろう?何に焦っているんだろう?

危ない危ない。危うく仕事モードのまま日常を過ごしてしまうところだった。仕事とプライベートは分けて考えたいのに、このままだと、24時間全てを仕事モードで生活してしまうところだった。


そんなことをふと思ったのは、今朝、乗ろうと思っていた電車を1本逃してしまったから。

毎朝早起きしてバタバタと身支度して、身支度が完了次第乗れる電車に乗る!早く準備出来て早い時間の電車に乗れれば儲けもの!みたいな気持ちで朝を過ごしていた。遅くても最寄を7時50分に出発する電車、それより前に乗れれば尚良しって感じで。

だけど、今日は7時50分発を逃した。

早起きしたし、身支度もできていたのだけど、お家を出発する前にお母さんとお喋りしていたら、気づけば家を出発すべき時間を数分過ぎていた。いつもなら走って駅まで向かって、なんとしてでも決めた時間の電車に乗るために駆け込み乗車も厭わないって感じだったのだけど、今日はそんな気分になれなかった。

まぁ、いっか。次の電車にでも乗れば。

そう思って、駅まで走ることもなく、競歩のような早歩きすることもなく、普通に歩いた。階段も1段飛ばしせずに登ったし、エスカレーターも歩かなかった。

1本送らせた電車に乗って、職場に到着したのは、いつもよりも8分遅いだけだった。そもそもが定時よりもかなり早く着く時間だったから、その8分遅れたところで、全然痛くも痒くもなかった。

なーんだ、大丈夫じゃん。

何も別にそんなにあくせくする必要なんてなくて。毎日焦る必要なんてなくて。

焦るなら、必要な時に、必要な分だけで十分。お急ぎモードで日常を過ごす必要なんてなかったんだ。


最近「わたしなりのペース」ってのを忘れかけていたな。思い出せて良かった。


わたしはわたしのために、毎日ご機嫌良く生きていくために、ちゃんとわたしのペースを保って生きていきたい。それが、今月のテーマにも決めた「生活を楽しむ」ってことな気がする。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。




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あやめし
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