新しい当たり前がどうやらとっても幸せなようで

6時半起床。6時台に起きたのなんて、いつぶりだろうか。

新居から初めての出勤。前のお家よりもはるかに職場が遠くなってしまったから、これから毎日早起き生活。

目が覚めると当たり前のように旦那が隣で眠っていた。嬉しいなぁって思ってみたものの、余裕のない朝の時間にあまりこの幸せな余韻に浸っている場合ではない。

新しい洗面所。まだヘアアイロンの位置も化粧品の位置も、全然定まっていないから、「あれはこっちの部屋だった！」「あ、これはあっちの部屋に置いてたんだった！」と朝から部屋の中を行ったり来たり。

右往左往しながら身支度している間に、なんと旦那はわたしのお弁当を作ってくれていた。

「はい、これ今日のお弁当！」

お家を出る前にそうやって持たせてくれて「なんてよくできた旦那なんだ……」と感動した。

「行ってらっしゃい」って、玄関で彼に見送られて出勤。新居は彼の職場の方が近いから、これからわたしが毎日先に家を出ることになる。

毎日好きな人に「行ってらっしゃい」って言ってもらえる生活って、幸せすぎるなぁ。なんだこれは。

お昼のお弁当が楽しみで、朝から仕事しながら早くお昼の時間が来ないかとワクワクして。料理上手な彼が作るお弁当はとってもおいしくて、わざわざLINEで「お弁当がおいしすぎる」って送ってみたり。

仕事を終えて帰宅したら、先に帰宅していた彼が夕飯の仕込みをして待っていてくれて。あったかいご飯を同じタイミングで食べられるように、わたしの帰宅と同時にパパっと作ってくれた。

平日の仕事帰りに彼と一緒にお家でご飯を食べているこの事実が新鮮で、くすぐったくて、嬉しくて、幸せで。「これは本当に現実なのか？」と何度も何度も彼のことを見た。何回見ても何食わぬ顔のいつも通りの彼が横にいたから、どうやらこれは現実らしい。なんと幸せな現実なんだろう。すごいな。

これから、これが当たり前の毎日になっていくのか。幸せだなぁ。わたしもたまには料理しなきゃなぁなんて思いつつ、今のところは彼の作るおいしいご飯を「おいしいなぁ」って言いながらごきげんに口に運ぶ日々。

今日は良い1日だった。明日も良い日になりますように。

今日もおつかれさまでした。

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