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わたしはわたしの味方でありたいし、誰かの味方でもありたい。
朝が起きられない。熱はないのになんだか身体がだるい。吐き気がするような気がする。会社に行かなきゃって思うけど、身体がとても重くて、お布団から起き上がりたくない。電車に乗っている時間が憂鬱。会社の最寄り駅が近づくにつれてどんどん気分が落ち込んでいく。
それが、2年前のわたしだった。
100時間を超える残業、積み重なる睡眠不足、同期と比較して出来ない自分を責め、身体も心もどんどんぼろぼろになっていき、そして休職した。
あの時のことは、今でも鮮明に覚えている。
とても辛かったこと。誰にも言えずに一人で抱え込んだこと。罪悪感でいっぱいだったこと。「こんなはずじゃなかったのに」って悔しくなったこと。
あれから時が経った。仕事との距離の取り方を覚え、何をすれば自分は喜び、何をすれば心に負担がかかるのかを知った。どの程度までなら自分に無理をさせても大丈夫で、どのラインを越えたらまずいのかもなんとなくわかるようになった。
自分で自分のご機嫌もとれるようになったし、ちゃんと生活をコントロールできるようになった。無理はしても無茶はしなくなったし(もちろん必要な場面はあるだろうけど)、割り切ることも覚えた。
自分に対する納得感を、わたしは一番大切にしたくて。そのために仕事でもプライベートでも、何に重きをおいて、何が大切で、どう行動すればいいのかをすごく考えるようになった。
自分との付き合い方が、本当にうまくなったと思う。
異動して部署が変わってからの働き方は、正直かなり無理をしていると自分でもちゃんと自覚している。ギリギリ無茶かどうかのラインだなと思っている。でも、自分の中で「ここまでなら大丈夫」という範囲が分かっているからこそ、「これ以上は(心や身体を壊すから)だめ」だということもわかっているからこそ、なんとかやれているのだと思っている。
でも、気になることがひとつある。
一緒に働く同年代の同僚の最近の様子が、どうも過去のわたしを見ているみたいに思えてしまう。わたしの取り越し苦労なら良いのだけど、どうも気になってしまう。
辛かった過去があるから、わたしも辛い人の気持ちがわかる。しんどい経験をしたから、しんどい人の気持ちがよくわかる。
だからこそ、彼女はきっと今、何かを抱えている気がしてならない。
わたしに何が出来るんだろう。何かしてあげられることはないだろうか。そう思ったから、ひとまず明日ランチに誘った(※明日は休日出勤)。力になれるかどうかはわからない。だけど、わたしは何があっても彼女の味方でいようと思っている。
辛くてしんどくて暗闇のどん底にいたとき、わたしの近くには味方になってくれる人がいた。どんな状況にあったとしても、ずっと気にかけてくれる人がいた。その存在にどれだけ救われたかわからない。だからわたしも、誰かのそんな存在でありたい。
今日もおつかれさまでした。
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