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全然届かなくても良い地味な祈り

じわじわと夏が近づいてきているのを感じる。

真夏日かと思いきや、雨が降ってぐんと気温が下がった大阪。雨上がりの涼しい空気と、近くの川を水が流れる音が部屋の中に入り込んでくる。窓を開けていられるのは、この暑すぎず寒すぎず、花粉も比較的落ち着いている、1年の中でもごく限られた期間だけ。そんな、心地よい風と音を感じながら、お風呂上りの今、PCに向かってカタカタとこの文章を書いている。

シャワーを浴びながら「今日のnoteは何を書こうかなぁ」とぼんやりと考えた。色々アイディアは浮かぶものの「このテーマについてはもっとしっかり書きたいなぁ」なんて思ってしまって、頭に受かんだものは全て、今日のところはパスすることになった。
書き始めが23時を過ぎる時は、サクッと書けるようなライトな感じのが良い。しっかりがっつり書きたいのに、23時半とか過ぎちゃって「やば…あと〇分以内に公開しないと…」なんて焦りながら書くことになるのは嫌だから。

ということで、結局何を書こうというのを決めないまま、なんとなくPCを開き、とりあえず白紙のエディタに向かって、気の向くままタイピングをして生成されているのが、まぎれもないこの文章なのだ。

お風呂から上がってすぐPCに向かっているわけなんだけれど、本当はお風呂上がりのぽかぽかの身体のうちにストレッチした方が良いんだろうなということくらいは、頭の中では分かっている。だけど、日付が変わる前にnoteを更新するというマイルールがあるので、やっぱり他の何よりもそちらの優先度の方が高い。だから、毎日まいにちお風呂上がりのストレッチが後回しになったり、無かったことになってしまう。良くないって分かっているけれど、ストレッチするよりも文章を書くことの方がわたしの中での優先度が高いので仕方がない。

そんなことをつらつらと書きながら、「やっぱり外から入って来る風は涼しくて気持ちがいいなぁ」って思っていたら、かすかに煙草の匂いが部屋に入ってきているのを感じた。ベランダで煙草吸ってる人、誰なんだろうな。煙草の匂いが苦手だから出来れば辞めて欲しいんだけれど、直接「タバコ吸うの辞めてください」って今言えるわけではない。だから、どうかタンスの角に足の小指ぶつけて「痛っ」ってなりますように、と心の片隅で地味に祈るくらいは許されて欲しい。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。

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あやめし
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