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冗談じゃなくても、わたしなりの言葉で

今まで誰にも言ったことがなかったことを、つい昨日、ツイートした。

昔、わたしが被写体やってた頃。撮影中に隣を通った人に「えw全然可愛くないねんけどww」って言われたことがあって。気にしちゃダメだって思ったけど、その後の撮影、張り付いたような笑顔しか出来なくなってしまった。心無い一言はすごく心をえぐるんだよね。そんな人に、わたしはなりたくないなぁ。


わたしがまだ学生で、大阪に住んでいた頃。

大学生の時は、オーディションに合格してキャンペーンガールやったり、そのつながりで美人時計や美人カレンダーに出たり、カットモデルや被写体活動をしていた時期もあった。

撮影されるのはいつもだいたい難波とか梅田とか淀屋橋とかそのあたりで、その辺の道とか、公園とか、商業施設の屋上とか、普通に人通りの多いところ。道端でカメラを構えて写真を撮られている人がいれば「誰だろう?」って見られることも多かった。

なんだか色々活動していたとしても、わたしはただの一般人。モデルでもないし、有名人なわけでもない。好奇な目で見られることにも、決して慣れているわけではない。

そんな時に、聞こえてしまった。

「えw全然可愛くないねんけどww」

そうだよなぁ。そうなんだよなぁ。別にわたし、特別可愛いってわけでもないし、普通に一般ピーポーなんだよなぁ。それがこんなところでパシャパシャ写真撮られてりゃ、そりゃそんな反応にもなるよなぁ。

なんて、思ったりもしたのだけど。

やっぱり、ショックだった。

人からどう見られているかなんて、気にしていたって仕方がないってわかってはいるけれど、その知らない人からの通りすがりに言われた一言は、わたしの心にとてもザラザラしたものを残した。

人に見られることをしているから仕方がないって言われたらそうなのかもしれない。でも、人の容姿について、簡単にマイナス表現なんてするもんじゃないとわたしは思う。

それは、相手が他人であろうが、仲の良い人であろうが、家族であろうが、恋人であろうが変わらない。

ブスだとかデブだとか、そんな言葉は、絶対に投げかけるべきではないとわたしは思う。例えそれが冗談であったとしても。


よく耳にしたことがある。恋人のことを「あいつブスだからな」とか「あいつデブだからな」という発言を。

どうして、そんなことを言うんだろう。

それが、近しい親しい距離だからこその愛情表現なのだとするのならば、それは断固として間違っていると言いたい。

今までnoteではあんまり反対のことを断言するのはしてこなかったのだけど、これに関しては声を大にして言いたい。

恋人の容姿のことを冗談でもマイナス表現する人は、本当に間違っている。

冗談で言った何気ない一言は、あまり考えずに発したその一言は、女の子との心に大きな傷を残す。どうしようもないくらいの、大きな傷になる。

なんでもない風を装いながら、気にして気にして、拒食症になった人がいる。無理なダイエットをして体調を崩した人がいる。


どうか、どうか、みんなの精一杯の「かわいい」を、心無い言葉で踏みにじらないでほしい。


SNSが普及して、実際に会ったことのない人とでも簡単にコミュニケーションが取れるようになった今。誰に対しても思ったことが伝えられることはすごく良いこと。でも、発言が気軽になった分、誹謗や中傷も気軽に言えるようになってしまった。ダイレクトに、マイナスな言葉を相手に向けることができるようになってしまった。

みんながもっと、相手を思いやれる優しい世界になればいいのにって、思ってしまう。みんなが安心して安全に過ごせる、平和な世界になればいいのにって、思ってしまう。


何気ない発言が、誰かを傷つけてしまう可能性がある。それは、わたしだって例外じゃない。誰にだって失敗や間違いはある。

でも、故意に誰かを傷つけるようなことは、絶対にしたくない。


傷つくような言葉を投げかける「誰か」を、わたしがコントロールすることなんて、もちろん出来ない。

だからこそ、自分にできることは、自分が思っていることを言葉にして発信することではないかと思っている。

それも、自分なりの言葉で。わたしらしい言葉で。


できることばちっぽけなのかもしれないけれど、それでも、できることから少しずつ。やっていければいいなって、思う。



今日もおつかれさまでした。



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あやめし
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