テレビのある生活
久しぶりにテレビのある生活をしている。
社会人になって5年目。実家を出てからテレビのある生活をしてこなかった。
初めてひとり暮らしをした会社の女子寮(寮だけどワンルームマンションみたいな感じだったから、周りに同期がいっぱい住んでいるひとり暮らしだった)には、テレビは置いていなかった。家と会社の往復しかしていなくて、帰ってきたら適当にご飯食べてお風呂入って寝るだけだったから、正直家なんて屋根が付いていて雨風がしのげれば良いと思っていたから、もちろんテレビなんてものはいらないと思っていた。
そんな数年を過ごしたものだから、すっかりテレビを見るという習慣がなくなって。そこから次はシェアハウスに引っ越した。もちろんリビングにはテレビはあったけれど、個室の自分の部屋にはない。別に共有のリビングで観るほどの興味のあるテレビ番組とかもなかったので、大きなテレビはyoutubeとか、映画を観るくらいでしか使わなかった。
その次に引っ越した別のシェアハウスは、なんと個室にテレビが付いていた。だけど、テレビを観ない生活が染みついていたわたしは、特につけることもなかった。部屋にあるテレビはインテリアみたいなものだった。たまにApple TVを接続して、youtubeを見たり、Amazon PrimeVideoで映画を観るくらい。テレビをテレビとして使用するんじゃなくて、大きめのディスプレイとしてしか使用してこなかった。
そんな感じで、テレビとは疎遠になっていたわたし。それが一転、旦那さんとふたり暮らしになってから、テレビのある生活になった。家に帰ってきたらテレビがついている。朝起きたらテレビがついている。別に彼はテレビっ子ってわけでもないのだけど、BGM代わりにテレビが付いていた。特に見てはいないのだけど、なんとなくテレビがついていた。
すごく新鮮だった。
今まで、BGMはyoutubeだったし、大きな画面が自分の視界をちらちらすることもなかったから。
あぁ、日常でテレビが付いているって、こんな感じなのか。
実家に住んでいた頃はテレビがある生活が当たり前だったはずなのに、ここ数年で自分の当たり前がすっかり塗り替えられてしまったことに気づいた。
数日前から、旦那はひとりで旅に出かけてしまった。広いお家でひとりで過ごしているから、なんだか寂しくてそわそわしてしまって、久しぶりに自らテレビをつけてみた。
するとどうだろう。
何も動作が進まない(笑)
別に観たい番組はなかったし、とりあえず付けた時にやっていたチャンネルをそのまま流しっぱなしにしていたのだけど、気づいたらぼやっと見続けていて、知らない間に1時間が経っていた。危ない。なんだこれは。とりあえずBGM代わりにって思いながらつけていたら、noteを書く手も一向に進まなかった。進まな過ぎて、これはまずいと思ってテレビを消した。
どうやら、このテレビのない5年間の生活の中で、テレビとの付き合い方を忘れてしまったらしい。
あえて思い出す必要もないとは思うけど、テレビをつけるときは、ちゃんと考えてスイッチを入れたいな、という気持ちにもなった。
という、今日のひとりごとでした。
おつかれさまでした。
#日記 #エッセイ #ひとりごと #あやめしのひとりごと #まいにち日記部 #毎日更新倶楽部 #毎日更新 #毎日note #1000日更新 #1000日修行 #1000日チャレンジ #690日目
サポートいただいた分は、なんだかちょっとときめくものとか、心がうきうきするもののために使わせて頂きます。それをまた、noteに書いてみなさんにお裾分けできればいいなって思ってます。読んでくださってありがとうございます。