名もなき詩

どの道へいけばいいのか

このまま進んでいいのか

幾度となく時は巡り

秒針は私の心をむしばんでゆく

世界は永遠に変わり

花はいずれ枯れてゆく

可憐なあなたも

美しい日々も

いつかは消えてなくなって

いつの日からか太陽がそらへ上り

私はその光に照らされて

いつの日からか私は小さな希望に心を躍らせて

変わるべくして日々は進み

変わるべくして私は生きる

人は苦しいものなのか

人は悲しいものなのか

人は寂しさを乗り越えるべきなのか

あなたの心に

私の心にいつの日か優しい花束を

心から優しい花束を贈れるように

自分を許してあげて

人を許してあげて

それがあなたが

私たちが太陽に照らされた理由だから

道しるべはきっとどこかに

そよ風の吹くあの丘で


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