死ぬことに意味なんてない

その気持ちが何処から来るのか?

全てに意味をみて

虜になるものは、なんなのか

考えても 考えても

ただ季節の過ぎる様

花は綺麗で

太陽は眩しく

月は妖艶

なに物にも、何かは宿り

器は土偶の様に空っぽだ

土から成り立つ我ら土の一族は

意味などなく

ただそこに居たからだ

月はそこにあり

わたしはここにいる

歌えば楽しく

詩えば悲しい

全ての意味は理解不能だ

理屈は皮肉屋で頭が切れて

身勝手は自己中心的で愛がある

この世の全ての意味は理不尽で

現実は幻だ

夢は現実の一つ手前のその手前

いつかの祭囃子が記憶に眠る

それは誰の記憶なのか

時代は進みながら終わりを迎える

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