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花火の一枚
撮った!
Netflixドラマ『火花』(2017)、林遣都主演。
原作はお笑いコンビ・ピースの又吉直樹著『火花』。
あれれ?花火、じゃなくて、火花ですね。
でも、この全10回のドラマ、冒頭とラストの場面には、熱海の花火大会が出てくるのです。
花火のばっと咲いてばっと消えてしまうはかなさや、一瞬の華やかな輝きは、
お笑い芸人の世界、芸能界の象徴でもあるし、
彼らが10年追い求めた夢の象徴でもあるし、
人間の人生そのものの象徴でもあると感じます。
『火花』は映画化もされており、そちらは菅田将暉主演。
私個人の感想としては、林遣都の演じた主人公・徳永の方がより、原作者の又吉直樹さんに近いです。
内側には、言葉や感情が溢れかえって渦巻いているのに、それをなかなか表に出さない、出せない徳永。
林遣都さん自身にもそんな部分が感じられるからでしょうか。
私は、勉強がそこそこ出来た分、自分が本当は何がやりたいのかを真剣に考えることなくこれまでやって来てしまいました。
そんな私にとって、
お笑い芸人という、どんなに必死で頑張ろうとも、ごく限られた人間しか成功できない夢を追いかけていく彼らのような人たちは、
ただただ、まぶしく、どこか引け目を感じる存在です。
今回もあこはるかさんの企画に参加させていただきました。
あこはるかさん、いつもありがとうございます!
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