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詩、詩のようなもの

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自作の詩をまとめました。 詩と名乗るにはおこがましい、 文字を使って描いた絵のようなものです。
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記事一覧

【詩】惜別、秋の薔薇たち

逍遥 あてどもなく歩く 歩く 季節は移り変わる 変わることが 別れることが 悲しかったら…

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【詩】接吻〜here and now〜

今に口づけせよ 過去の栄光とか 甘い記憶とか 癒えることない傷をつけたヤツらとか そんな…

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【詩】真我 〜わたしをみなさい〜

わたしをみなさい とあなたがいう わたしをみなさい わたしだけを だけども あなたはまぶし…

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【詩】遷移

おんなじところを ぐるぐるたどっても 新しいところには たどりつけないんだよ こわくても 軌…

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【詩】おおかみ

暗闇にうずくまるくろいおおかみ きらめく瞳閉じて 傷だらけの体を休める 守るべきものを守る…

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【詩】さらさらと

さらさらと ただ さらさらと 山になったり 崩れたり さまざまに かたちを変えていくだけ 無…

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【詩】行かなくちゃ

ずっと待っていたんだ君のこと 僕を焦らせて困らせて 試してばかりのその奥で 思ってくれていると知っていた いつか は来ないと 気づいたんだ たどり着きたい場所もある 時間は大事にしたいから もう行くね 今さらの愛のことばなんて 言い訳にもならないよ 僕はもう  行かなくちゃ -------- 時間には限りがあります。 ぜったいに来ない「いつか」もあります。 「時は金なり」とよく言ってしまい、 葵さんに苦笑されます。 自分の時間も、相手の時間も同じように大事にし

【詩】冬の散歩

かじかむ指先 白い息 鼻先がつめたい 足元でぱきばき呟く枯れ枝 さびしさは つまり 晴れが…

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[詩]にじいろ

赤 僕のなかを巡る熱い色 オレンジ 大晦日 母と食べたみかんの色 黄色 陽の光に透ける君の…

チハヤ/chihaya
11か月前
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星空

夜明け前 商店街のアーケード くすくす笑って過ぎる恋人たち ケータイに夢中な女の子 暗い街…

チハヤ/chihaya
11か月前
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【詩】私の最高の人生ーver.フリーレン

世界を救う英雄の人生も 愛し愛される人生も 名誉と富にあふれる人生も なんにもいらない 砂…

チハヤ/chihaya
11か月前
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ひとと色

(イラスト・イシノアサミ) ひとの思いはいろいろで いろいろのせた 心のパレット 情熱の赤…

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大好きって、人がかけられる時間と手間

気持ちは数字に表わせるとは限らないけれど、 自分が自由に使える時間、何をして過ごしている…

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出会い

私の世界から キミの世界から 私たちこうして 飛び出してきたから 出会えたんだよね 海でもなく陸でもない空で 私たちの世界が始まる 三間あめさん。 「ひと色展@福岡」では、 1日目に展示をいっぱい手伝ってくれて、会場を魔法のように素敵に整えてくださった上に、 こんなかわいい手編みのコースターまでいただき、 何か自分の出来ることでお返しがしたい! と、 イシノアサミさんの下の絵をヒントに、 この絵を描いてプレゼントしました。 あめさんの感性が、とても好き。 「ひ