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【詩】静かな朝

静かな朝

窓越しに
街路樹の葉を照らす朝陽の輝きが
ひらひらと天使の存在を教えてくれた
地球との距離を
そっと縮める惑星のように

少し体調を崩し休んでいた私に
とびきりの優しさを伝えてから出かけた
我が子達がいとおしい
愛されているという温かい感覚は
心を軽々と自由にしてくれる

普段は家事や外出準備で慌ただしい時間帯
陽光のベールにマジックをかけられたように
胸の芯まで柔らかさに包まれる  
静かだ
平和だ

我が子達との出会いはあまりにも奇跡で
運命色に導かれていた
人生の全てが彼らに結びつく
なんて素晴らしい世界だ
空気の隙間からさえ喜びの息吹が聞こえる

満たされてやるせない
生かされ繋がる命を
きらめきに任せたまま



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