ないものねだり
菅田将暉君の名曲に「まちがいさがし」という曲があります。
私は、最近までその歌を替え歌にして歌っていました。
知らない方には申し訳ないんですが、私がリンクの埋め込みの知識が疎く、
うまくできませんでした。うまく伝わるように善処します。
ちなみに替え歌で歌うのは冒頭です。
原曲の詞はこうです。
♪間違い探しの間違いのほうに 生まれてきたようなきでいたけど
間違い探しの正解のほうじゃ きっと出会えなかったと思う~
自分にも何か感じるものがあります。冒頭から引き込みます。
♪ないものねだりをしてみたところで 手に入らないと知っていたけど
ないものねだりで苦しくなるほどの~~出会いがそこにあった~
歌詞はちょうどよく伸ばしたり縮めたりしながら歌います。
もともと音程も不安定だし、リズム感もいまいちなのでただ自分の中の菅田将暉君を総動員して歌います。熱唱です。多少の文字の不足や余分は勢いでどうにかねじ込みます。
で、なぜこんなにも私の中の菅田将暉君を総動員しているのかというと、
出会ってしまったからです。その人の名は、にわのあささんと言います。
私がまず狂おしいほどの嫉妬と羨望にかられた作品がこちら
あーーーーとなりました。なんというか自分にないものだけが詰まっていました。自分が欲しくて手に入らなった全てを感じました。
こんな人がいるのか。こんな文章を書く人が素人なのか。
とてつもない世界に飛び込んだことを痛感しました。
そして最近、菅田将暉君をこんなにも熱唱することになった投稿がこちら
私にはない、落ち着きと静寂。温かさと、気品。そしてどこまでもどこまで愛おしい世界観。
これを読んでまた衝撃でした。なんてこった。上手すぎて、尊い。
好きすぎてつらい。なんていうか相反する感情に苛まれました。
にわのさんの文章のファンなのですが、素直に好きです、大好きですという気持ちと、打ちのめされるような叩き落されるような気持ちも同時に抱いてしまうのです。
このどうしようもないパッションを、発散するために作詞しました。
ないものねだりです。どうぞ。みたいな感じです。
でしばらくは、この内なる菅田将暉君とともに、このどうしようもない自分を持て余していたのですが、ある日突然私は次のステージのドアを開きます。
にわのさんが、アイコンを変えました。ご自分の似顔絵らしき横顔をみて、なんだかすっと自分の中のわだかまりが消えました。
翌日、素敵ですね、親近感がわきますとお伝えしたアイコンが、今度は娘さんの書いたトナカイさんの絵に変身しました。
これでまたぐっと心がほぐれました。可愛いなあ、お母さんなんだなと思いました。もっといいなあと思いました。
実は、そのにわのさんのアイコンの前にも、私が驚くことがありました。
私の随分前の投稿にこんなものがあります。
これは、私が初めて投稿にコメントをもらい、大はしゃぎした投稿です。
正直に言えばコメントを下さった縁ちなみさんだけに向けた投稿と言っても過言はありません。
ちなみに私の大恩人縁ちなみさんはこちら
ちょうどこの日、私が書いたラブレターであるあの投稿を縁ちなみさんが見つけてくださり、コメントを下さいました。
コメントのお返事をしようと久しぶりに見ると、当時そこに、にわのさんがコメントを下さっていました。
徐々に思い出しました。こんなことは嬉しくて私はすぐににわのさんの投稿を見に行きました。多分その時も打ちのめされました。レベルも人間性もけた違いでやばいと思ったような気がします。
そして、とりあえず見ないことにしようと距離を取りました。
圧倒的な才能を前に怖気づきました。
その後、私が嵐について書いた投稿を読んだ、はなまるえさんが私ににわのさんの投稿を読んでほしいと教えてくれた時には、にわのさんのことをしばし忘れていました。
物忘れが得意です。これにかけて天下一品です。
娘さんが相葉君に恋をしたその投稿も素晴らしいです。たくさんの方の目に触れ、心を動かした投稿です。気になる方はぜひご一読ください。
にわのさんが、たまたま私のところに来てくれていた過去。
まるえさんが、行ってみるといいよといってくれたこと。
縁さんが、またコメントをくれたことによる発見と気づき。
にわのさんの、素顔のようなものにふれた気がしたアイコン。
様々の事象が繋がり、繋がることでほどけるものがありました。
私は自分が保てるか怖くて、にわのさんの作品は少しずつしか読めません。
少しづつしか読めないような作品を書くような人に出会えたことを幸運に思います。
私は、人の才能に嫉妬したり、どうにもならないことを悔しがったり、身もだえたりする器量の狭い人間です。
散々ないものねだりを歌い、だいぶ飽きてきました。
自分の才能と言えば、よく食べてよく眠り、すぐ忘れるところです。
そして、どうしようもない自分も結局、みっともなくて好きだということです。みっともないほど愛しいものはないと思っています。
今、にわのさんの投稿を楽しみにしている自分がいます。小さいお子さんと、夫さんと、毎日を大切に生きるにわのさんの毎日を私は心から幸せを願い、応援しています。ただのファンという、ステージにレベルアップしました!
今回事前に承諾もなしに、自分の心の動きを書きました。
驚かせてしまうだろうなあ。と思います。にわのさんには、あとできちんとご挨拶をしなければ。
あなたにも、ないものねだりありませんか?
私は、ちなみにどうしようもなくかっこ悪い人が好きなタイプです(笑)