自分に余裕がないと、地球にやさしくなれない
サスティナブルをテーマにした連載で、あるブランドのディレクターの方が率直にお話されていた言葉。
「結局自分に余裕がないと、地球になんかやさしくなれないんですよね」
だから、本業とは一見直接的にかかわりない、ワークショップ(漢方やお茶作りなど自分を整えるようなハウツーもの)などをやったりしている、という話の流れだったのだけど、「本当にそうだなぁ」と心から共感したのでした。
時間に追われ、余裕もなく疲れて帰ってきて、ささくれだった気持ちでは丁寧な暮らしなんかできない。忙しい時ほど、思いきりジャンクなものを食べたくなるものだし。
フリーランスになって驚くほど気持ちが軽くなった
そういえば私も会社を辞めて、フリーランスになったとき、
胸の中で「ばんざーい」、と飛び上がる感覚というか気持ちになったのを覚えている。(もちろんこれからの生活を考えると不安ももちろん多いはずなのだが。)
そして不思議なことに、今まではスルーしていたごみを拾ったり、電車で席を譲る気持ちに自然となった。情景や周りの人が目に入るようになったのだ。
これが心の余裕というものか。
自分ではそこまで辛いとは思っていなかったけど、知らず知らずのうちに見えない鎖につながれていたのだな、と。
サスティナブルの前提とは?
スマートに人に親切にしたり、さりげなく環境に配慮したり。そういった行動は心からでないとすぐわかる。まずは自分を整えることを意識して、そこからエシカルなマインドというものが生まれる気がする。すこしでも地球に優しい心を持てる自分でいたいものだ。
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