心を開くリハビリ
いつも誰かと会ったあと、後悔するのは
全然自分を開示できなかった、
あとから、あれを言えばよかった、これも言いたかった
など、最近したこと・思ったことすっかり忘れてしまうのもあるけれど
なんだか本質的な話ができてないな、と感じることが多い。
楽しい時間ではあるものの、
あぁ、自分を解放できた!と気持ちよく終わることがほぼない。
当たり障りのない話をして、相手の話を聞いて
よく「自分の話をしてばかりでごめんね」と
言われることも気になっていた。
ということで、なるべく毎週感じたことを書いていきたい。
最近見た映画といえばドキュメンタリー『小学校〜それは小さな社会〜』。
子どもと、時間が空いた勢いで急遽観たのだけど、
ちょうど昨年4月から子どもが小学生となったことで
親近感もあり、身近な世界。興味津々で楽しく観れた。
それは外の世界からのぞいた日本の小学校。
英字の題名は『The Making of a Japanese.』だという。
監督は英国と日本にルーツを持つ山崎エマさん。
自ら整理整頓し、規律正しく、集団の中で
秩序を守って暮らすことは日本らしい美点で
素晴らしいことであることではあるけれど、
あとから落ち着いて振り返ると、
よいこと悪いことが明確に示されすぎて
同じような人間を作る製造機的な一面もあるな、と。
ごみを拾う、協調性を持つと言った美点をいかしつつ
もっと自由な部分、自分らしい個性がつぶされないような
柔軟性もあってほしいな、と。
一斉教育から個別最適化された教育へ。日本でも少しずつ変化を
していく過渡期の今。
子どもがちょうどこれから6年間、どのように成長していくのか
自分らしさを見失わないように一緒に伴走しながら
小学校生活を見つめていきたいと思った。