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「あなたに出会えて最高の人生だった」

患者さんの奥さまが
なんども
「もう少し一緒にいたいなあ」
「心臓もうがんばれないの?」

そうにいっていた。
 
とってもすてきな人だったんですって。
この人に出会えたから、
わたしの人生は最高だったと
その方の手を握りながら何回もいうのね。 
 

最後のときって
ほとんど反応はないんだけど
耳は聞こえてるの。
 
だからね、
その奥さまにもそうに伝えて
今日はサンキューの日だから、
たくさんありがとうって伝えたいですねといった。
 
奥さまは
ひとこと「出会ってくれてしあわせにしてくれてありがとう」っていった。
 

最後のときに
「ありがとう」っていうのってね
すんごく抵抗があるのがわかる。
 
ありがとっていったら
まるで終わりみたいじゃないかって
思うんだと思う。
わたしもわかる。
 
言わなくてももちろん
ありがとうは
いーーーっぱい伝わってるともおもう。
 

 
でもね、
これは、ただの
我がままなのかもしれないけどね。


最後のときに
「ありがとう」が伝えられるってね
その旅立ちへの「ゆるし」な気がしてる。

 
もう十分だよ。
どんないのちも
そのいのちの限りこの世を生きたのだ。

そのお役目を果たしたことを
「ありがとう」でお見送りする。
 

それはわたしの立ち会いたい最後のとき。
そのためにわたしの生きたい世界がある。
 
ありのままのわたしたち
補い合える世界のなかで
死をも含んだこのいのち
今ここで輝いて感動いっぱいに生きる世界。

この世界を生きたら
そのときが待っているのではないかなと
今はおもっている。

 

______________

今を生きるには一度でいいから
いつかくる最後を思ってみること。

健康の捉え方を大きく
(ホリスティック に)見てみると、
健康とは、今をどれだけときめいて生きているか。
ということになります。

意味わからん!という方は
ぜひホリスティックヘルス塾へ💕


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