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大腸内視鏡検査 前半

潰瘍性大腸炎患者ですが、このところずっと元気です。
2023年4月、血便が止まらなくなり、入院をしましたが、
ぴったりのお薬に出会って、
潰瘍性大腸炎になって以来、史上最高に調子が良いのです。

まず、揚げ物を躊躇せず食べます。
この文章を私の主治医である本谷先生がみたら、頭を抱えて
「鈴木さん〜〜〜〜」
と、ガッカリされるでしょうが、
私は常日頃、揚げ物を迷わず食べます。
昨日も今日も食べました。
この件に関しては、ダイエットを応援してくれていたパーソナルトレーナーのシホ先生もガッカリされるでしょうね。
まぁでも食べます。

昔は、揚げ物摂取で、必ず下痢をしていましたが、
今は全くしません。
むしろ少しの油で、つるんと快便なんじゃないか?と思えるくらいに、いい感じ。
最高です。

カフェインもガンガン摂取します。
コーヒーも、やはり私の身体的には、刺激が強いものですが、
今のお薬を摂取するようになってからは平気です。
私はコーヒーが飲み物の中で一番好きです。
おそらく昨年一年間を振り返っても飲まなかった日は、10日に満たないでしょう。
殆ど必ず飲むものなので、飲めなくなったら困ります。
快適なコーヒー生活を送れて、心底ハッピーです。

あとは、アルコールにはめっぽう弱いので、たくさんではありませんが、
アルコールも飲めますし、アイスやかき氷なんていうのも、たまに食べます。

…こう書くと、ただの食いしん坊日記ですし、
いいの?それで?良くなくない?とか言われると、まぁ良くないと思います。
また、潰瘍性大腸炎の観点じゃなく、健康観点的にもあまり良くない気がするので、これ以上は書きませんが、
いやまぁ、とにかく、快適な生活なのですよ。


ただ、入院から2年が経過してるということもあり、
大腸の内視鏡検査をすることになりました。
やったことありますか?内視鏡検査。
私はもう、内視鏡検査に関しては、ほぼプロレベルだと自負しております。
現在39歳ですが、20歳頃に発症してから、もう30回はやってるのではないでしょうか、内視鏡検査。言い過ぎ?いやまぁでも、1年に1度だとして20回。調子が悪かったりすると増えたりもするので、あながち間違いではないはずです。

ただ、今回はあまりにも経過が順調なので、2年ぶりの検査となりました。

久々だったので、ちょいと、ここに残しておこうと思います。

まず、今回は、先生のあえての意向なのか、出し忘れなのかわかりませんが、
夜飲むはずの下剤が出されておらず、
ん?というところから始まりました。
あるのは、検査日の早朝から飲むマグコロールPだけ。

マグコロールPは、水に溶かして飲むタイプの下剤です。
水を1800mlも入れます。つまり1800mlの下剤ができるのです。多い。
これを早朝6時から15分おきに飲みます。
マグコロールpの容器には
「ジュースのような味がするので、お子様の手の届かない場所に保管してください」的なことが書かれていますが、
飲んだことある方はご存知でしょう。
ジュースのような味なんてしません。
なんつーか、不味い味がします。

私はこのマグコロールpが大嫌いで、若い頃は全て飲んだものを吐き出したこともありました。
今でこそ大人になったので、我慢をして、飲み干しますが、それでも15分おきになんて無理。
最初のうちは頑張って飲めても、
普通の水だって15分おきに200ずつ飲むのなんて難しいだろ!お腹パンパンになるぞ!

でも、このマグコロールp、飲み干して、
うんぴっぴを出さなくてはいけません。
大腸の中にあるうんぴっぴを、全て出して、
綺麗な状態でカメラを入れてもらわなくては、病気が見つかりませんから。

それに、病院からは、マグコロールpを何時に飲んで、うんぴっぴがいつ出て、どんな形状だったか、をメモする用紙が渡されていて、それを提出しなくてはいけませんので、
どんなに不味くても、どんなに辛くても、お腹パンパンでも、飲み干すのです。
ううう!!!

調子のいい時は、飲めば飲むだけ、うんぴっぴがでて、最後の頃には透明になるくらいまで大腸内が綺麗になるのですが、
今回はそうはいきませんでした。

内視鏡検査の日の朝の私のメモをご覧ください。

この後もう一回くらい出たと思う…

全然出てない。
お腹だけやたらとパンパンになり、
まぁちょこちょこは出るけれど、ペースが遅いので、飲むペースも遅くなる。
やばい、このままじゃ、あれになる。

あれだけは避けたい…!!!!!

…あれ、というのは、浣腸です。

汚い話ばかりでごめんなさいね。でもこれが潰瘍性大腸炎の、大腸内視鏡検査のリアルですから。続けます。

全部便が出きらない場合、
浣腸をしなくてはいけなくなるのですが、それがまぁツライ。
浣腸と言ってもイチジクサイズじゃないですからね?
多分ね、2リットルくらい。
2リットルのペットボトルくらいの大きさの瓶に、
あれ、何?有識者の方。あれなんなの?お湯?お湯的なものを看護師さんが入れてくれて、
それを5分間かけてお尻の穴からゆっくりと入れるのですが、
ツライのよ、これ。すごくツライ。
まずもう、可愛い看護師さんに浣腸をされるのがツライ。
相手は仕事だとわかっていても、
なんか、なんだろう、すごく、何か失った気分になるし、
何より5分が長い。
その前に下剤飲んでて大腸に残った状態の5分間2リットルの浣腸は普通にツライ。

この浣腸だけは避けたい!その一心で、マグコロールpを、3時間かけて(通常2時間で飲み干さなくてはならない)、
飲み干したのですが、
わたしのうんぴっぴは、これ以上、出ませんでした…!!!!

浣!腸!確!定!!!

もう、本当に辛かった。
なぜ、こんな思いをしなくてはいけないのか!
それは!健康であることを確認するためだ!!
これから先も、揚げ物や、コーヒーを、ガバガバ摂取するためだろう!!
と言い聞かせて、病院に電話。

電話越しの看護師さんが、申し訳なさげに「あぁ、多分浣腸になるので先生に確認しますね。できるだけ早めに来てください」
と告げるのでした…

後半に続く。


…………………
潰瘍性大腸炎について、たまに書いてます。
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