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究極の肩書き

少し湿り気のある部分と乾いた部分が混沌とした道を歩く。

肌寒いんだろうと思ってシャツを羽織っていくと、じめっとした道路からの水分が上がってきて、歩けば歩くほど汗ばんできた。

周りを見渡すと、長袖を着ているのは街中を颯爽と歩くサラリーマンの方々と、学生たち、そして私だけだった。

そんな散歩途中、自分の服装選びを悔やむ自分の心と共に、ある悩みがまるで雲のようにもわっと現れた。

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1,415字

かみつれ

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