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3年半の関係に終止符

始めに言っておきますね。シリアスなトピックなんで写真も動画もないし、全然面白くないかも知れないけど、書くことで自分の中で整理がついて前に進めると思うから(そう信じて🥺)書きます。長文になります。

イギリス人彼氏とのお別れ

今月初め、話を切り出して別々の方向に進むことにした。切り出したのは私だけど、これが初めてじゃなかったし、ずっと1年くらいモヤモヤしてたから、もう限界だったのかもしれない。

将来に対する考え方の違い

理由は、結婚したくないし子供も将来欲しいわけではないという38歳の彼と、もう35歳に近づいていこうとしいる中で家庭とか将来のことを考え始めた私とのこのズレ。そんな大事なトピックなんで最初から話さなかったのか?もっと早く気づけたんじゃ?って思ってる方もいると思うんですけどね。まあ、それができてたら時間を無駄にしなかったですわ🥹

付き合うきっかけ

付き合い初めは私も30前だったし、2019年9月に引っ越してきてからイギリスの生活に慣れようと必死で、家探しやら職探しやらでいっぱいいっぱいだった。(インドから物価が高いロンドンへのジャンプは体力的にも精神的にも、お財布的にも衝撃が大きかった😅) 2020年4月頃にロックダウンになって、カフェもレストランも店もクローズして引きこもり生活が始まった。時間だけはあったから友達に勧められたデートアプリHinge(イギリスでは人気のアプリ)で雑誌を見るかのようにパラパラとスワイプしながらどんな人がいるのか見始めた。そして彼とマッチして長いメッセージのやりとり期間を経て、ロックダウンが終わる頃に公園で初めて会った。

閉鎖されたコロナ期間

ロックダウンが終わっても、海外旅行に行けない日々が長がったし、ずっとロンドン市内にいたり、イギリス国内を旅行したり、家族に紹介してくれたり、2人とも料理と映画が好きなので家デートしたり、そんな感じで楽しく過ごしていたわけです。私が家を探すタイミングと彼が家を探すタイミングが同じだったこともあって、最初はオーストラリア人のフラットメートも含めた3人ですぐに同棲もし始めた。そんな感じでイギリスだけで完結していた私たちの生活だったから、小さな目の前のことを一緒に共有したりするだけで幸せだったし、それだけで十分で不満はなかった。

海外渡航の再開と日本の観光受け入れ再開

徐々にヨーロッパ国内の渡航が開始されて、一緒にイタリアに行ったりモロッコに行ったりそれもそれで楽しかった。その頃はまだ日本を含めアジアは旅行者の入国が許されてなかったから、彼も日本に行けなかったし仕方ないと思ってた。彼を置いて1人で一時帰国することもできたけど、これだけ色んな国がもう渡航できる状態なんだから日本もそのうちすぐに旅行可になるだろうと、彼を連れて一時帰国して私が育った国を見せたいって思いながらずっと帰るのを我慢してた。でもイギリスのどんよりした天気やら、仕事のストレスやら、超絶ホームシックだったのもあったのかもしれないけど、結構私の精神がヤバくなって、「もう1人で一時帰国しよう」と決めたその矢先。。。父親が亡くなったと家族から連絡を受けた。2022年9月のことだった。

目標も何もない 海に浮かぶ難破船

父親の死をキッカケにすぐさま一時帰国して日本に4週間滞在した。久しぶりに家族に会ったり、地元の友達に会ったりして時を過ごした。私の体が大きくなったせいもあるかもしれないけどw、久しぶりに会った母はなんだか縮んで小さく感じた。周りの友達は車を買い替えたとか、家を買った、結婚した、2人目産まれた、3人目妊娠とか次々に前に進んでる。成し遂げている。「彼氏は一緒に来なかったの?」と聞かれて、「婚姻関係があったり家族ではないから旅行者になっちゃうんだけど、まだ日本に入れないんだー」と返した。そうこうしてたらなんと私が日本滞在中に「日本旅行者受け入れ開始」とな!!タイミングよ。。🥹

この頃から家族ってやっぱいいなあとか、2人で成し遂げたことって同棲始めた以外になんだろう?とか、私が逆の立場だったら「もしもまたこういうロックダウンとかになった時のために、いつでも日本に入国できるように婚姻関係を結んでおこう」とか考えるのにそういうこと考えてくれないのかな。とか色々とモヤモヤし始めた。その後ロンドンに帰って何回か話を切り出したけど、話はあまりまとまらずに同じ状況が続いた。2023年今年、また9月後半から4週間一時帰国した時も転職活動中だからという理由で日本に一緒に来てはくれなかった。

見切りをつける覚悟

結婚にこだわってるわけじゃなかった。ヨーロッパは事実婚も多いし、civil partnership のカップルも多い。それよりも2人で今後どうしていこうかとか、いつまでには日本に一緒に行くとか、行った時の為に少しずつ簡単な日本語を覚えようとか、そういう2人の目標や歩み寄りが欲しかった。付き合い初めのイギリス国内だけで完結していた私たちの関係では目につかなかったことが気になり始めてきた。もしかしたら歳月と共に私が欲張りになってしまったのかもしれない。私たち2人はどこに向かって歩いているんだろう?小さかった疑問が、目を背けてた気持ちが、どんどん大きくなって、きっと彼に対する関心や興味や思いやりを、私はだんだん失っていった気がする。

自分を解放する選択

こんな自分も嫌になって、モヤモヤしている脳にも疲れて気づいた。自分を大切にしなきゃって。自分を解き放ってあげなきゃって。この決断をするにはもちろん大変だった。沢山の思い出があって、幸せだった私たちがいた。受け入れてくれた彼の家族がいた。彼が歩んできた辛い過去も、この先起こるであろう大変なことも一緒に分かち合いたいと思った自分がいた。今まで私の生活で1番近くにいた人がこれから1番遠い人になろうとしている。。今だったら考え直せるかもしれないとも思った。後押ししてくれたのは、悩みを打ち明けた友人だったり、友達が勧めてくれた曲の歌詞だったり、自分の気持ちときちんと向き合った時間。泣きじゃくったけど、消えてしまいたいとも思ったけど、今はこの決断が正しかったと思える日が来ると信じてるから、前に一歩一歩自分のペースで進んでいくことに決めた。思い出は綺麗なまま、自分を大切にして、頑張ってるよって褒めてあげて、次の人生へ進んでいく💪

長文読んでくださってありがとうございました😊今日はこの辺で。See you in next article 👋




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