今年も死ぬ気で生きたし何回も死のうとした

いつも土台があるなかで病んだり苦しんだりしていたが、今年は何もなかった。
彼氏もいない、仕事もしていない。
社会とつながる術はごく少数の友達のみだった。

苦しいことが山ほどあった。声を押し殺して泣いた日も死ぬほどあった。
家から出られない日のほうが多かった。惨めだった。お酒も飲んだ。煙草も吸った。寝られない日も多かった。苦しかった。死にたかった。孤独だった。

でもこんな私をごく少数の友達と両親は救ってくれた。
一緒に今年一年を歩いてくれた。
そのおかげで今ここでこうしてこの記事を書いている。
ちゃんと生きている。

元カレと何かある度苦しんで、元職場の人と話す度病んで。
私はこんなに苦しいのに元カレたちは、、と何度も恨んだ。
悔しくて腕を嚙みちぎるくらい噛んだ。

不安定でごめんね。迷惑かけてごめんね。生きててごめん。
今の自分をどうしても許せなかった。

就活も恋愛もうまくいかなかった。
私は何かとてつもなく悪いことをしてその報いなんじゃないかとも思った。
辛くて悲しくて痛くて苦しかった。夜が来るのも、朝が来るのも怖かった。

でも来年一月から新しい企業で働くことができる。
好きなイベントの仕事ができる。
これは私が歯を食いしばって何度も面接を受けたからだと思っている。
うまくいってもいかなくても、入社までこぎつけた自分を評価したい。

あと、本当は本人に直接伝えたかったけど、なんかもう違う気がするし
でも昇華させたい気持ちはあるから、今年最後にここに綴りたい。

今年一年、ずっと好きな人がいた。叶わない気持ちだった。
私をどん底の暗闇から救ってくれた、私にとってヒーローだった。
私にいろんな知見をくれた、話を聞いてくれた。

でも今年の中盤になるにつれ会うことも少なくなり、連絡を取ることもなくなった。
私の中の「好きだ」という気持ちも消そうと思った。消さなくてはいけなかった。
でも消せなくて。苦しかったけど、大事に大事に胸の奥の深いところにしまってた。

でももう手放そうと思う。いや、きっと彼以上に好きになる人はこれから先いないだろうしずっと残り続けてはしまうと思う。
でも、もう彼には執着したくない。新しい道を進みたい。
そして友人として彼の幸せを願っていたい。だからこの「好き」は2024年に置いていこうと思う。

本当に今までで一番、これからも一番好きだった。大好きだった。
会えなくても連絡が取れなくても、貴方を想うだけで明日を生きようと思えた。一番愛したのが貴方でよかった。本当にありがとう。

来年からは、苦しんだ分笑えたらいいな。
自分を許せたらいいな。少しずつ忘れていけるといいな。
夢中になれる仕事だったらうれしいな。
そして両親と友人にちゃんと返していけるようにがんばりたいな。
いつも通り病んでも次の日くらいには笑っていたいな。
自分らしく、生きていたいな。