友達に「そんなこと考えてるの!?」と驚かれた話(HSPあるある)
こんにちは、はるです。
今日は自分では普通だと思っていたのに、友人から驚かれたことで「あ、こんなこと気にしない人もいるのか!」と逆に自分が衝撃を受けた話をします。
たぶんHSPあるあるです。
飲食店に友人3人と一緒に入った時のこと。
その日はその飲食店のシフトイン人数が足りないのかな?という感じで、従業員の皆さんが忙しそうな雰囲気でした。
注文を聞きに来てくださったのも少し遅めでした。私たちは特に急いでいるわけでもないのでそこは全然気にならなかったんですが、ななめ前あたりに座っていたおひとり様のお客さんが明らかにイライラしている感じだったんですね。
で、周りに不機嫌なひとがいるとどうしても気になってソワソワしちゃうので、わたしは自分たちの会話に集中できなくなってしまいました。(内容聞いてはいる。けど意識が分散しているので口数が少なくなる。)
そうなると無意識に周りの情報を得ようとしてしまう癖が出て、次は従業員さんに意識が向いてしまいます。
「あのひとは新人さんっぽいな~、あの人はテキパキしてベテランぽい、そんで美人やな。あ、あの人がフロア回してるリーダー的な感じかな?指示出してるわ。」
で、そのリーダーっぽい方の動きや指示の内容をついつい意識に入れてしまっていると、あることに気付きました。
「え、なんか多分やけど、、、リーダー(勝手に呼んでる)あの席のこと忘れてないか!??まだ水とおしぼりも出てへんけど!」
もうこの段階で、自分には関係ないにも関わらず、心臓がドキドキして、お腹のあたりからひんやりしたものを感じ出します。(笑)
ななめ前のお客さんは相変わらず従業員が通るたびに睨み付けており、イライラオーラが強まっているのを感じます。
やだやだやだ、怖い怖い!気付いて、リーダー!!(ほんとにリーダーだったかはわかりません笑)
そのとき、明らかにそのお客さんより後に入った人のところにお料理が。そしてその後も何客か同じように料理が出てきました。
こりゃもうあかんわ。と、冷や汗をかいていると、、、
「ちょっと!もう20分も待ってるんですけど!」
(逆に、水も出てへんのによう待てたな。)
怒号というほどでもないですが、少し強めの口調でそのお客さんが従業員に言い放ちました。
従業員のみなさん、あたふた。
私もなぜか体が強張る(笑)
「もう不愉快なので、料理は大丈夫です。」と、一言。
そしてそのお客さんは立ち去りました。
それを見てなぜか心に大きなダメージを受ける私(笑)
このタイミングで一緒に食事していた友人たちは
「あら、なんかあのひと怒ってたっぽいなー」
「帰っちゃったの?料理が遅かったとか?」
と、気付いた様子。
「何があったんやろ?」
と言っていたので、私が見た(予測もはいってますが)一部始終を話すと、、、
「え?いつの間にそんなん見てたん!?てか、従業員さんの誰がリーダーっぽいとか、お客さんのお水がまだ出てないとか、なんでそんなん急に気になったん?(笑)」
いや、急に気になったというか、、、え?むしろ皆は何一つ気にしてなかったの!?私いつもお店入ったら周り見ちゃうけど!
わたし、驚愕。
「いつもそんなこと考えてるの!?」
と、言われて初めて、皆が皆そんなに周りを見ているわけじゃないと気付きました。目から鱗でした(笑)
「疲れない?」と言われたんですが、
疲れるとるわ!!でも「気にしない」のやり方がまずわからん!!
と、思いました。そしてそのまま言いました(笑)
友人いわく「気にしない」とかじゃなくて、もはや「気にできない」らしいです。
HSPさんは、どうしても外部の刺激を拾いすぎちゃうんですよね。今はそこを理解できたので、自分のキャパを超えないようにスケジュールに余裕を持たせるようにしているのですごく元気です。
そう、日々疲れてたんですよね、当時は。
ただ、デメリットばかりじゃなくてこの特徴は結構仕事に生かせてたなーと思います。
アパレルで店舗責任者していた頃は「店を回す」という部分では大いに生かせたと思います。「視野が広い」という言葉をよくもらってたんですが、その当時は「え?視野?なにが?」という感じで意味がわからず、アホ面してました。(皆が自分と一緒の感覚だと思っていたので笑。)
ただ、ほんと疲れる。ひたすらすぐ疲れる。
なので、その疲れを見ないようにして毎日タフなふりして無理を重ねていました。
地球上で3分しか戦えないウルトラマンが、自分を騙し騙し1時間頑張る、みたいな感じだったなーと今では思います。
無理だけはほんとにしちゃいけない。
未だに周りの情報を無意識に拾っちゃう癖はありますが、今は日常での疲労が軽減されているので、以前ほどそれによるダメージを受けることはなくなりました。
自分のキャパを理解し、自分を丁寧に扱うこと。
今後もこれを、大事にしていきたいと思います。
それにしても、私としては衝撃的な出来事でした(笑)
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