【新潟推し】新潟駅ナカで「ぽんしゅといえば新潟」を堪能・ぽんしゅ館は夢の場所だった
新潟県産
綺麗道です。
私、いい大人なんですが、
今更ぽんしゅにハマりました。
(ぽんしゅ=日本酒)
新潟県は
「米と酒」のイメージが強い
と思われがちですが、
実際、
米と酒がうまい。
県外から来た人も大体
口をそろえて言う。
「新潟は食が美味しい」
と。
それは
ずっと新潟にいる私ですら感じることで・・・
お米なんて毎日
「今日のお米は美味しいな」
と思うし、
お酒もいつの間にか
毎週末飲むようになったのですが、
「いくらでも飲める」
・・・気がする。
(ただ酒好きなだけという説)
新潟県民としては
多くの人に新潟の魅力を知っていただき
新潟に来てもらいたい。
(今はあれですけど)
ということで、時折
【新潟推し】を書くようになりました。
今日の【新潟推し】は
一番気軽に「新潟駅ナカ」で新潟を味わう
ぽんしゅ館でぽんしゅと戯れる会。
新潟観光の問題点とは
新潟といえば、
上越新幹線もありますし、
新潟空港だってある。
案外、アクセスは悪くない。
来ることは比較的容易。
だけど
いざ来てみると
なかなかどうして観光しづらい。
それは
とにかく広い県内に
観光地と呼ばれるところが点在しているから。
以前、新潟記事で
『新潟が異常に長い』件について語りましたが、
おかげで移動時間が異常。
※参照
「県内の移動」と一言で言っても
簡単にはいかない。
電車は場所によっては
限りなく本数が少ないし、
そもそも電車が通っていないなんてことも。
仮に電車で最寄りの駅に行けたとしても、
「全然最寄りじゃないじゃん」
歩いて目的地にいこうなんて
ほぼほぼ無理難題。
地図を見て愕然とする。
「ここからどうしよう…」と。
ココハドコ・・・
新潟は車社会。
車がないと何とも不便な土地柄なのである。
なので、
もし新潟に来ることがあったら
お手数ですが
まずは地図アプリで確認してみてください。
便利なもので一瞬で距離まで出ますからね。
せっかく
「行ってみたい」と
思ってくださった場所が
はるか遠く
「そこは天竺(てんじく)か」
と思うような場所にあるかもしれませんから。
来てから愕然としないように・・・。
新潟駅を攻める
移動の問題があることを
先ほど語りましたが
では新潟ビギナーはどうしたらいいのか。
せっかく来てくれたあなたをしょんぼりさせたくない。
ということで
新潟在住の綺麗道が
新潟の中心『新潟駅』でも楽しるスポットをご紹介。
「駅を制する者はその地を制す」
いつか来るであろう
「新潟旅行」の参考にしていただきたい。
(来る前提)
ぽんしゅ館でぽんしゅを存分に愉しむ
現新潟駅。
(もうすぐ立て替えなのでこの姿に出会うことはなくなる)
新潟駅の中に〝そこ〟はあった。
昼間から引け目を感じることなしに
酒を飲むことが許される場所。
それが「ぽんしゅ館」
新潟県には90件もの酒蔵があり
「日本酒王国」
でもあるのですが、
その全酒蔵の代表銘柄をぎゅーっと集約。
圧巻の日本酒の品揃えを
目で楽しむだけでなく
〝利き酒〟ができる。
”大人のテーマパーク”として
存分に楽しむことができる。
それが「ぽんしゅ館」
越後のお酒ミュージアム。
いい名だ。
ぽんしゅ館のHPより。
今、日本が世界に誇れるもの…。その中に日本酒(Sake)は間違いなく上げられるでしょう。
(中略)
Sakeは間違いなく日本を、地域を印象づけて元気にしてゆくはずです。その一端をぽんしゅ館は担っていると思っています。
(中略)
ぽんしゅ館は、新潟の日本酒の見開きページで目次です。例えばニューヨークのバイヤーが日本に来てまず向かう先は新潟越後。そして最初に門をくぐるのがぽんしゅ館。そこで日本酒の魅力を知り、その奥にはそうそうたる酒蔵が待ち構えているわけです。
ぽんしゅの聖地・越後
でありたいという気概が感じられる。
今は流通が発達し必要に応じてどんな所からでもいろんな商品が店頭に並ぶようになりました。
それは豊かなはずなのですがどうやら必要なものと、豊かなものとは少し違っているように思います。ぽんしゅ館はその豊かさを地域に求めました。そこにはその土地の風土が育てた食文化があります。
“新潟人も知らない新潟を売る新潟の専門店”これがぽんしゅ館です。
(中略)
私達は文化と人、文化とモノ、そして文化とビジネスを繋げてゆく目利き屋集団です。
風土が生み出す食文化。
それは私たちが繋いで、残していかなくてはならないもの。
その一端をぽんしゅ館が担ってくれている。
新潟人としては応援してしかるべき。
ちなみに
ぽんしゅ館は3店舗あって
新潟駅
長岡駅
越後湯沢駅
という移動の主要箇所にお店を構えている。
どこも駅直結というから
ありがたい。
今回は新潟駅店を存分に味わおう。
実際に利き酒してみた
新潟駅構内ホテルメッツ新潟CoCoLo西館にある『ぽんしゅ館』
一歩足を踏み入れると
ぽんしゅ好きにとってそこは
パラダイス。
所狭しとぽんしゅがひしめき合っている。
まさにずらりと並ぶぽんしゅたち。
これは困った。
これでは目移りしてしまって
どの子を選んでいいかわからないじゃない。
しかし心配ご無用。
”利き酒”という奥の手がある。
(それが目的だったくせに)
せっかくなので
昼間っから飲んでみることにした。
・・・じゃなくて、
「記事に書くから」体験してみることにした。
足を踏み入れたのは
「唎酒番所」【KIKIZAKE】
(むふふ。来ちゃった。)
500円を支払い
おちょこ1個とコイン5枚に交換。
そのコインをもって
お好きなぽんしゅとラプソディー。
今宵はあなたとラプソディー。
(・・・今は飲んでないですよ)
全100種ほどのぽんしゅがずらりと並ぶ姿。
この中で選べるのは5杯。
たった5杯・・・?
いや十分な5杯。
だって5杯で125㏄。
昼間っから飲むには十分余りある量です。
しかし惑う。
選べない。
そんな私の目に入ったのが「スタッフのオススメ」
よくぞ私の気持ちを察してくださった。
大変参考になります。
他にもぽんしゅ豆知識などがあるのが嬉しい。
例えば、香りと味わいでわける説。
・香り 高い⇔低い
・味 濃い⇔淡い
で大まかに4タイプにわけられるという。
【日本酒4タイプ分類】
・薫酒:香りの高いタイプ(大吟醸、吟醸)
・熟酒:熟成タイプ(長期熟成、古酒)
・爽酒:軽快で滑らかなタイプ(普通酒、本醸造、生酒)
・醇酒:コクのあるタイプ(純米酒)
ほぉぉぉぉ~。
これはぽんしゅビギナーにはありがたい。
(今度したり顔で語ってみよう)
それはおいといて、早く酒を選べと。
そして悩みに悩み・・・
部屋の外にいる子どもに早くしろと急かされ
(子ども入室禁止)
結局選んだのがこの5種でした。
発表!
綺麗道選抜ぽんしゅ唎酒5選
1、青木酒造:鶴齢(かくれい)
純米吟醸
淡:糖味が低く、すっきり、さらさらとした味わい
スタッフおすすめ
一発目は
スタッフのおすすめに乗っかってみた。
まろやかなうまみと、ほどよいキレが楽しめる一杯です
と書いてありました。
ちなみに
それぞれのお酒のところに
◆軽い・重い
◆すいすい・じっくり
◆淡・甘・凛
という指標があるので、それを参考にして選べます。
これはぽんしゅビギナーには大変ありがたい。
これで好きなあの子をゲットだぜ!
(自分がもしかしたら男性なんじゃないかと思うときがあるのはなぜだろう)
2.石本酒造:越乃寒梅 灑
純米吟醸
淡:糖味が低く、すっきり、さらさらとした味わい
やや辛口。
穏やかな香り、果実を思わせる爽やかな味わいの変化を楽しめます
3.DHC酒造:嘉山 無濾過生原酒
純米吟醸
凛:糖味+旨みのリッチな味わい
スタッフおすすめ
大甘口というのに惹かれた。
上品なお米の甘味と透き通る心地よい酸味が織り成す、甘口の日本酒。
後味にお米のうまみを感じます。
4.諸橋酒造:越乃景虎 名水仕込み
特別純米
淡:糖味が低く、すっきり、さらさらとした味わい
スタッフおすすめ
やや辛口。
透き通った口当たりがついつい杯を重ねたくなる自慢の一杯です。
5、塩川酒造:のぱ
純米
甘:糖味が特徴の、旨みのない味わい
大甘口
日本酒とは思えないほどの甘いお酒です。
季節などの酒質の変化を楽しめます。
味のことは何とも表現が下手なので、今回は全てスタッフさんのお言葉から拝借しました。
ビギナーとして言えるのは
最後の「のぱ」が一番甘くて飲みやすかった。
さすが大甘口。
名前もかわいいですよね!
いや~、一口でぽんしゅといっても、
こんなに千差弁別だとは。
同じ酒でももはや別物。
個性が極まる世界。
ぽんしゅの世界は深い。
ただただすごい。
約100種類より選ぶということが難しい
スタッフのおすすめから3つも選んでしまいました。
ぽんしゅ館さんのなすがままです。
だって選べないよ、100もあったら。
しかも、一緒にいった夫は運転手だから飲めない。
ただ単に
一人で昼間から酒を飲む女。
しかも全く日本酒に詳しくないと来た。
この図は果たしてアリかナシか。
(ナシよりのナシ!)
今回思ったことが
可能ならば、
みんなでわいわい楽しみながら味わう
のがいいんではないかと。
状況が落ち着きましたら
どうぞ新潟へ大挙してきてください。
そして
一緒に盃を傾けましょう。
お酒以外に楽しめるぽんしゅ館
私お酒飲めないから・・・
そんなあなたには
新潟の醤油がずらりと並ぶこちらもどうぞ。
ぽんしゅ館は酒だけでなく、
醤油もアツい!
とにかく醤油の品揃えがすごい。
種類が豊富で普段お店で見ないようなものが多数。
利き醤油なんてのもオツですな。
※今はコロちゃんのせいか試飲コーナーがなくなっていました。残念。
ぽんしゅ館さんは醤油にもすごくこだわっていて、以前は醤油を作る講座も開いてくださっていました。
ちなみに私の初めての醤油つくりはこちらでした。
今はやっていないのかな・・・?
醤油以外にもたくさんのお土産も並んでいます。
新潟の美味しいお味噌にお菓子、色々並んでいて、新潟県民でもついつい買いたくなってしまいます。もちろんお米も買えちゃいます。
ぜひ新潟の食の雰囲気を味わっていただきたいです。
米と酒だけじゃないんだぞと。
小腹が空いたらこちら。
名前の通りおにぎり屋さんです。
新潟の美味しいお米をたーんと召し上がれ。
シンプルなおにぎりは「新潟のお米の美味しさ」をきっと気付かせてくれるはず。
具材も新潟っぽいものから、塩むすびまで色とりどり。
美味しいお米を一口食べれば元気もりもり。
小腹ですまないボリュームかもしれませんね。
◆クラフトマンシップ
あとは、別店舗にはなりますが、(一歩お店を出て反対側)
ぽんしゅ館には「クラフトマンシップ」という新潟の技巧が光る本物の一品が並ぶお店もあります。
世界に誇る金物の町、燕三条の一品に始まり、県内の地場産品、しかもおしゃれなものが並んでいます。
見るだけでも価値がありますよ。
いよいよお腹が空いたら魚沼釜蔵。
ぽんしゅ館1階にあります。
魚沼の美味しさを新潟市でも味わえる。
昼も夜もおすすめです。
以前、他県の方をご案内したことがありましたが、ものすごく満足いただけましたね。
日本酒の種類も多いし、何より料理がおいしい。
ここは間違いない。
最後に
一言でまとめると「ここはいい」
「新潟駅でこんなに満足させてくれるのなら他にいかなくてもいいじゃない」
いやいや、
まだまだ新潟には
もっとたくさんの魅力がありますよ~。
また【新潟推し】しますから、
一度は新潟へおこしやす。
今日はぽんしゅ館の話でした。
【ぽんしゅ館 新潟驛店】
〒950-0086 新潟県新潟市中央区花園1-96-47
TEL:025-240-7090(代表) FAX:025-240-7089
MAIL:mail@ponshukan-niigata.com
営業時間:10:00~20:00
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