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【ずぼら薬膳】大寒におすすめの食材でアンチエイジングまで手に入れよう
綺麗道です。
1月20日。
今日から「大寒」です。
昨日の記事の続きです。
(記事はこちら。)
【ずぼら薬膳】1月20日より大寒です。季節に合わせた対処で寒さを乗り切ろう
1年間のうちで寒さが一番極まる時期。
それが「大寒」
特に今年の大寒波。
全くもって激しすぎる。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43548549/picture_pc_ad6705f7efabe707f37a7c3cdc923388.jpg?width=1200)
何度雪かきしたことか。
さて、この問題の『寒さ』
東洋医学の考え方では
冬の寒さを「寒邪」といい、
これに対し、
体の免疫力が負けると病気になる
と考えられています。
風邪なんてまさに寒さに負けた状態です。
「寒邪」に負けないための方法の一つが
食養生。
つまり、
毎日摂っている食事に「薬膳」の知識を取りいれる
これなら手軽で、誰でもすぐできる。
「すぐでき」好きです💖
ということで、
お待たせしました!
(いやホントに、昨日は失礼しました)
今日こそは
「大寒」におすすめの食材をご紹介します。
大寒におすすめの食材とは
さて、
綺麗道が推奨する『ずぼら薬膳』は、
身近な食材を使うのがポイント。
スーパーで手に入る食材で、
この時期におススメの食材をご紹介します。
今回のポイントは、
『冬の寒さ対策』
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43548874/picture_pc_46f8ac9d202eccfcb1345faed764de88.jpg?width=1200)
では『ずぼら薬膳』の世界へ
一緒に参りましょう。
トコトコ・・・。
今回は4つの視点で見ていきますよ。
まずは1個目。
直球勝負。
体を温める食材から。
レッツゴー(三匹)
1.体を温める食材
はじめに食材の持つ性質として、
あたためるもの、冷ますもの、中間のもの・・・
など、食材ごとに”固有の性質”をもっています。
その中でこの時期ピッタリなのが、
温める性質を持った食材。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43548950/picture_pc_26a4ded5495022ed1defc35a73f278fc.jpg?width=1200)
例えばこんな感じ。
【体に入った寒さを散らして体を温める食材例】
くるみ・にら・よもぎ・ねぎ
えび・鮭・羊肉
味噌・赤ワイン・酒
マスタード・唐辛子・にんにく
黒砂糖 など
外からの温めも大切ですが、身体の中から温めることを忘れてはいけませんね。
■ 食べる温度にも気を配ろう
また、生野菜・刺身など冷えたものはそもそも体を冷やしやすい。
冷たい飲み物ももちろん冷やしてしまうことになります。
果物は冷やす性質のものが多い。
ジュースやスムージーは健康的ではありますが、冷えを感じている人はとり過ぎは気を付けてくださいね。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43549016/picture_pc_cdf010ff856f07333e60d84a5eaa56b5.jpg?width=1200)
健康を目指していながら、
逆に冷えを促進してしまうこともありますから。
冷えているものの摂取は控えめにすること
ちょっと頭の隅に置いておいてくださいね。
冬はスープやみそ汁がおすすめ
調理法として特におススメなのは、スープやみそ汁。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43549192/picture_pc_6802173424bf807e6ed46cb7cc8a3f9c.jpg?width=1200)
素材の栄養素がじんわりとスープの中に溶け出て、効率的に栄養もとれますし、何より身体を温めてくれる。
ひと口飲むと、心も温まる感じがしますよね。
ほっこり。
日本人はやっぱり一杯の味噌汁から1日がはじまる。
納得です。
2、腎を養う食材
身体の中の五臓の中で
一番寒さに弱いのが「腎」
腎臓の「腎」
(東洋医学では腎臓だけではなく、腎臓を含むもう少し広い範疇の概念になります。)
水分代謝だとか、人のもともと持っているエネルギー(気)をためておくなどとても大切な役割を担っています。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43549598/picture_pc_0d93c68d10829f21e6d7119f1dc531d6.jpg?width=1200)
それが、冬になると寒さにやられて働きが弱りがち。
ここが弱ると老化が早まる
と言われています。
先日も腎にまつわるこんな記事書いていました↓
【ずぼら薬膳】”美人な鏡開き”はいかがですか?おうちにあるもので『美人薬膳おしるこ』をどうぞ
これは早くなんとかせねば。
「どげんかせんとうんぬん」というやつです。(最後なぜ濁した)
ということで、腎を養ってくれる食材はこちら。
【腎を養う食材例】
カリフラワー・キャベツ・山芋
黒きくらげ・栗・くるみ・黒ゴマ
鶏肉・豚肉・ししゃも・鯛・かつお
オイスターソース・クコの実・プルーン など
比較的どこにでもあるメンツを選んでみました。
普段の食材がこうやってみると輝いて見える・・・
(のは私だけ?)
■ より手軽に取り入れるには
こんなの覚えられないわという方は、
「黒いものを選ぶ」
という方法もあります。
昆布・わかめ・のり・黒豆・黒ゴマ
など、黒いものは腎を養いますので、スーパーで黒いものを探してみてくださいね。
3、寒さで弱りやすい消化機能を高め、エネルギーを蓄える
外が寒いと体の表面だけでなく、冷えが進んでいくことで内臓も冷えやすくなります。
Q: 内臓が冷えるとどうなるでしょう?
そうです、各臓器の機能が弱まってしまう。
中でも五臓のうち
「脾」が「消化機能」をつかさどっている
と東洋医学では考えられているのですが、
消化 = 食べ物から”気”をつくり出す
ここが弱ると、”気”が足りなくなる恐れが出てきます。
”気”はエネルギーととらえてもらってもいいのですが、これが足りないとなると、イメージとしては顔色が青白く、やせ細って、げっそりみたいな感じ。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43550058/picture_pc_f28097d7ca81530ab2cbf199388e08a8.png)
こんな人って体はどうでしょう?
熱があるようには見えないですよね。
どうしてもエネルギー不足になると、熱も発生しにくいので、冷えにつながってしまうんですね。
ということで、
内臓の冷えで弱りやすいという
「脾」の消化機能を高めることで、
気(エネルギー)をしっかり吸収して、
蓄えること。
これも大切な視点です。
【気を蓄え、脾の消化機能を高める食材例】
かぼちゃ・にんじん・ブロッコリー
きのこ類・いも類・豆類・納豆
きび・はと麦
米麹・はちみつ
鶏肉・たら・ぶり・さば・鮭 など
さぁ、食べたいリストが増えてきましたよ。
でも、まだ続きます。
もう1個だけですから、もう少しだけお付き合いくださいませ。
4.乾燥対策
冬には寒さの他にもう一つ注意したいのが乾燥対策です。
「冬は乾燥してカサカサになる」
というお悩みを抱えている人も多いんじゃないでしょうか。
特に太平洋側の方いかがですか?
日本海側が雪であえいでいる間に、反対側では乾燥に悩まされる
という”日本列島の宿命”ですね。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43550145/picture_pc_78156c62af2da625a1638bbdc0f7a907.jpg?width=1200)
カサカサイヤダ・・・
皮膚やのど、口の渇きが気になる方には、こちら。
【水を蓄え、滋養を高める食材例】
エリンギ・黒豆・クコの実
豆乳・豆腐・白きくらげ
山芋・海藻類・貝類・豚肉
チーズ・黒ごま・白ごま など
潤して、元気にもなる。
いいですよね。
潤うオトナ女子💖
いい字面です。
美人な香りがする。
(妄想がひどい)
ここで一点。
乾燥するなら水を飲めばいいかというと、実はそうではないんです。
水が増えること = 冷えにつながる
これが注意点。
ただ水分をやみくもにとっていくことで、
冷えを加速させる恐れがあるんです。
水分と熱(冷え)はシーソーのような関係で、
熱が増えれば乾燥する。
水分が増えれば冷える。
どちらかに偏ると問題が起こる。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43550366/picture_pc_cac4e16c2cfaca73bbf0943ea9580674.jpg)
冷えが強くなっているのか、
乾燥がひどくなっているのか
人それぞれ対処法が変わるんですね。
なので、
”いいと言われたからひたすらにとる”
のではなく、
自身の体の状態を振り返ったうえで
取り入れて、試してみる。
そしてまた
体の状態を見ていく。
これが「本当の養生」の意味なんだと思います。
いくつかの視点でご紹介してきました。
これらの食材は、そのまま
「アンチエイジング」のための食材
ともいえます。
冬に「腎」を養うことは
老化のスピードをゆるやかにすること。
キレイに歳を重ねるために、
ぜひとも取り入れていきたいものです。
あなたのキレイに手を抜かないで下さいね。
美人は作ることができますから。
今回は、
『大寒におススメの食材』
というテーマで書いてきました。
全部一気には無理なので、
コレ!
と思えるものをピックアップして
取り入れてみて下さいね。
ここまでお読みくださり
ありがとうございました。
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