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【ずぼら薬膳】大寒におすすめの食材でアンチエイジングまで手に入れよう

綺麗道です。

1月20日。
今日から「大寒」です。

昨日の記事の続きです。
(記事はこちら。)
【ずぼら薬膳】1月20日より大寒です。季節に合わせた対処で寒さを乗り切ろう


1年間のうちで寒さが一番極まる時期。
それが「大寒」

特に今年の大寒波。
全くもって激しすぎる。

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何度雪かきしたことか。


さて、この問題の『寒さ』

東洋医学の考え方では
冬の寒さを「寒邪」といい、

これに対し、
体の免疫力が負けると病気になる
と考えられています。

風邪なんてまさに寒さに負けた状態です。



「寒邪」に負けないための方法の一つが

食養生。


つまり、
毎日摂っている食事に「薬膳」の知識を取りいれる

これなら手軽で、誰でもすぐできる。


「すぐでき」好きです💖


ということで、
お待たせしました!

(いやホントに、昨日は失礼しました)


今日こそは
「大寒」におすすめの食材をご紹介します。


大寒におすすめの食材とは

さて、
綺麗道が推奨する『ずぼら薬膳』は、
身近な食材を使うのがポイント。


スーパーで手に入る食材で、
この時期におススメの食材をご紹介します。

今回のポイントは、

『冬の寒さ対策』

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では『ずぼら薬膳』の世界へ
一緒に参りましょう。


トコトコ・・・。

今回は4つの視点で見ていきますよ。

まずは1個目。
直球勝負。

体を温める食材から。
レッツゴー(三匹)

1.体を温める食材

はじめに食材の持つ性質として、
あたためるもの、冷ますもの、中間のもの・・・

など、食材ごとに”固有の性質”をもっています。

その中でこの時期ピッタリなのが、
温める性質を持った食材

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例えばこんな感じ。

【体に入った寒さを散らして体を温める食材例】
くるみ・にら・よもぎ・ねぎ
えび・鮭・羊肉
味噌・赤ワイン・酒
マスタード・唐辛子・にんにく
黒砂糖 など

外からの温めも大切ですが、身体の中から温めることを忘れてはいけませんね。

■ 食べる温度にも気を配ろう

また、生野菜・刺身など冷えたものはそもそも体を冷やしやすい。
冷たい飲み物ももちろん冷やしてしまうことになります。

果物は冷やす性質のものが多い。

ジュースやスムージーは健康的ではありますが、冷えを感じている人はとり過ぎは気を付けてくださいね。

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健康を目指していながら、
逆に冷えを促進してしまうこともありますから。

冷えているものの摂取は控えめにすること

ちょっと頭の隅に置いておいてくださいね。


冬はスープやみそ汁がおすすめ

調理法として特におススメなのは、スープやみそ汁。

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素材の栄養素がじんわりとスープの中に溶け出て、効率的に栄養もとれますし、何より身体を温めてくれる。

ひと口飲むと、心も温まる感じがしますよね。

ほっこり。

日本人はやっぱり一杯の味噌汁から1日がはじまる。
納得です。


2、腎を養う食材

身体の中の五臓の中で
一番寒さに弱いのが「腎」

腎臓の「腎」

(東洋医学では腎臓だけではなく、腎臓を含むもう少し広い範疇の概念になります。)

水分代謝だとか、人のもともと持っているエネルギー(気)をためておくなどとても大切な役割を担っています。

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それが、冬になると寒さにやられて働きが弱りがち。

ここが弱ると老化が早まる

と言われています。

先日も腎にまつわるこんな記事書いていました↓
【ずぼら薬膳】”美人な鏡開き”はいかがですか?おうちにあるもので『美人薬膳おしるこ』をどうぞ


これは早くなんとかせねば。
「どげんかせんとうんぬん」というやつです。(最後なぜ濁した)

ということで、腎を養ってくれる食材はこちら。

【腎を養う食材例】
カリフラワー・キャベツ・山芋
黒きくらげ・栗・くるみ・黒ゴマ
鶏肉・豚肉・ししゃも・鯛・かつお
オイスターソース・クコの実・プルーン など

比較的どこにでもあるメンツを選んでみました。

普段の食材がこうやってみると輝いて見える・・・
(のは私だけ?)


■ より手軽に取り入れるには

こんなの覚えられないわという方は、

「黒いものを選ぶ」
という方法もあります。

昆布・わかめ・のり・黒豆・黒ゴマ

など、黒いものは腎を養いますので、スーパーで黒いものを探してみてくださいね。


3、寒さで弱りやすい消化機能を高め、エネルギーを蓄える

外が寒いと体の表面だけでなく、冷えが進んでいくことで内臓も冷えやすくなります。

Q: 内臓が冷えるとどうなるでしょう?

そうです、各臓器の機能が弱まってしまう。


中でも五臓のうち
「脾」が「消化機能」をつかさどっている
と東洋医学では考えられているのですが、

消化 = 食べ物から”気”をつくり出す

ここが弱ると、”気”が足りなくなる恐れが出てきます。

”気”はエネルギーととらえてもらってもいいのですが、これが足りないとなると、イメージとしては顔色が青白く、やせ細って、げっそりみたいな感じ。

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こんな人って体はどうでしょう?

熱があるようには見えないですよね。


どうしてもエネルギー不足になると、熱も発生しにくいので、冷えにつながってしまうんですね。


ということで、
内臓の冷えで弱りやすいという

「脾」の消化機能を高めることで、
気(エネルギー)をしっかり吸収して、
蓄えること。

これも大切な視点です。

【気を蓄え、脾の消化機能を高める食材例】
かぼちゃ・にんじん・ブロッコリー
きのこ類・いも類・豆類・納豆
きび・はと麦
米麹・はちみつ
鶏肉・たら・ぶり・さば・鮭 など

さぁ、食べたいリストが増えてきましたよ。


でも、まだ続きます。

もう1個だけですから、もう少しだけお付き合いくださいませ。

4.乾燥対策

冬には寒さの他にもう一つ注意したいのが乾燥対策です。

「冬は乾燥してカサカサになる」
というお悩みを抱えている人も多いんじゃないでしょうか。

特に太平洋側の方いかがですか?

日本海側が雪であえいでいる間に、反対側では乾燥に悩まされる
という”日本列島の宿命”ですね。


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カサカサイヤダ・・・


皮膚やのど、口の渇きが気になる方には、こちら。

【水を蓄え、滋養を高める食材例】
エリンギ・黒豆・クコの実
豆乳・豆腐・白きくらげ
山芋・海藻類・貝類・豚肉
チーズ・黒ごま・白ごま など

潤して、元気にもなる。
いいですよね。

潤うオトナ女子💖
いい字面です。

美人な香りがする。
(妄想がひどい)


ここで一点。

乾燥するなら水を飲めばいいかというと、実はそうではないんです。

水が増えること = 冷えにつながる

これが注意点。

ただ水分をやみくもにとっていくことで、
冷えを加速させる恐れがあるんです。


水分と熱(冷え)はシーソーのような関係で、

熱が増えれば乾燥する。
水分が増えれば冷える。

どちらかに偏ると問題が起こる。

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冷えが強くなっているのか、
乾燥がひどくなっているのか

人それぞれ対処法が変わるんですね。


なので、
”いいと言われたからひたすらにとる”
のではなく、

自身の体の状態を振り返ったうえで
取り入れて、試してみる。

そしてまた
体の状態を見ていく。

これが「本当の養生」の意味なんだと思います。



いくつかの視点でご紹介してきました。

これらの食材は、そのまま

「アンチエイジング」のための食材
ともいえます。

冬に「腎」を養うことは

老化のスピードをゆるやかにすること。


キレイに歳を重ねるために、
ぜひとも取り入れていきたいものです。

あなたのキレイに手を抜かないで下さいね。

美人は作ることができますから。


今回は、

『大寒におススメの食材』
というテーマで書いてきました。


全部一気には無理なので、

コレ!

と思えるものをピックアップして
取り入れてみて下さいね。


ここまでお読みくださり
ありがとうございました。

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綺麗道 【生きるを愉しむ新潟クリエイター】
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