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夜のこの1杯のために生きているんですが、なにか。

私は、毎晩のビールを飲むために生きている。
どんな嬉しいことがあっても、どんなに辛いことがあっても、20時過ぎると頭がビールでいっぱいになる。
20時すぎると、社内を見渡し、今夜私と盃を交わす相手を探す。んで、その人が仕事が終わる時間を見計らって話しかけて、相手を飲みたい気分にさせて、居酒屋に連れ込むのだ。

そりゃ、飲み相手が捕まらない時はある。
そんな時は1人で立ち飲み屋へ。
きっと私はお酒が好きで、お酒と一緒食べる脂っこいおかずが好きなんだと思う。

お酒飲むと、どうしてだろう、疲れが吹き飛ぶ。
自分が知らないほろ酔いの世界へと誘ってくれる。
人から見たら
「呑兵衛だ笑」
「本当に飲むことしかやってられないダメ人間だ」
「上司を捕まえては飲みに連れてってもらっている図々しい女」
「飲むことでしかストレス発散できない悲しいやつ」
「こいつはいつも飲み行っているなぁ、仕事しろよ」
と思われていると思う。
だから、そう思われても癪なので、飲み行った次の日はめっちゃ仕事しているつもり。
飲み行ってヘラヘラしているやつと思われているなら態度で示さなければと思うと仕事中は背筋が伸びてしまう。

でも、ぶっちゃけ誰と飲みにいってもお金は払うつもりでいる。
そんな飲んで、おごってもらってラッキー✌️って思っているような馬鹿な女ではない。

だって私から誘ったわけだし、家族がいる上司たちに付き合ってもらっているわけだから。

流石に家族がいる先輩方々に払わすのは申し訳ない。時間を私のために使っていただけるのは申し訳ないと思っている。「別に飲みに来なくていい」と選択肢は作るものの、自分は構ってほしくて、なんとなく先輩たちを私と飲むように誘導しちゃう。
仕方ない、みんな酒は好きだから来ちゃう。
嬉しいのやら、申し訳ないのやら、めっちゃ複雑な気持ちになる。これは病気だ。
個人的にはゴールしているのだか、後日ネタとして「飲みに連れてってもらう女」とか「先輩たちを誘う女」とかイメージつけられてしまうのは不本意。
だから、まじでこれは自分が誘ったから責任取るべきだなという回は自分もお金出すし、帰りのタクシー代も自分で払うようにしている。

私が毎日何のために稼いでいるって、お酒を好きなだけ飲むためにだから。
ここで使わなくてどこで使うんよ。

あとから思うと、あの時間で電車で帰ればよかったーって後悔することは多い。

でも、その犠牲を払ってまでも先輩たちと飲むのは楽しい。先輩たちの限りある時間を私にくれたことに感謝し、経費用のカートではなく、自分の自腹で池袋から最寄りまでのタクシー代を払うのだった。

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