人付き合いがうまくいくコツは親密感をつくること

「人に気を使う」という方、多いと思います。
カウンセリングでもこのようなお話はよく出てくるんですね。

親しい間柄ではない時はなおさら、神経をすり減らしてしまうこともあるかもしれません。失礼のないように振舞わなくちゃ💦と思っていると、どっと疲れますよね。

嫌われないように、不愉快な気持ちにさせないようにという動機の気の使い方は、マイナスをなくすという意味では、役に立ちます

ただ、距離を縮めたい、親しくなりたいと思った場合は、マイナスをなくすだけではなく、何かプラスの要素が要るんですね。それが親密感です。

人付き合いが上手な人は、目の前の相手を喜ばせようとします。これが親密感を生むポイントなのです👀💡

「この人は、どんなことをしたら喜ぶかな?」と考えて言葉をかける。

やることといえば、たったこれだけなのですが、実際にしてみようと思うと案外難しいこともあるかもしれません。

というのも、嫌われないように気を使う癖が身に付いていると、日頃から相手を喜ばせるという発想をしていないので、どうすればいいのかわからなくなってしまうんです。

相手を喜ばせようと思ったら、よく見ていないとできないですよね。

例えば、飲食店で「これ、すっごく美味しかったです」と店員さんに伝えることかもしれません。

素敵なお洋服を着ていた人がいたら「その服、かわいいね!」って伝えてみることかもしれません。

人付き合いがうまくいくためには、あなたと一緒に過ごしているときに「相手がポジティブな感情を感じている」状態を作るのがポイント✨

「どうやったら嫌われないか」を考えるより、「どうやったら喜ばせられるか」を考えていたほうが、自分の気持ちも明るくなりますしね。

こんなふうに言うと簡単なように聞こえるのですが

人付き合いに苦手意識がある人は、「私なんかが相手を喜ばせられるわけがない」というような気持ちを抱いていたりします。

私と一緒にいても面白くないだろうな…などと思ったことはありませんか?

もしそうなら、ちょっと罪悪感や無価値感が強いかもしれません。

「私は良い存在ではない」というセルフイメージを持っていると、自ら人を遠ざけてしまうようになることも。

中には、「ご自分のことを良くない存在だと思っていらっしゃるみたいですが、どうしてそう思っちゃったんでしょうね?」とお聞きすると、俯いて泣き始める方も多いです。

でも大丈夫。
自分に価値がないように感じてしまったのには何かしらの理由やきっかけがあります。そして、それは誤解なんですよね。

気づけたら、罪悪感や無価値感を癒やしてセルフイメージを変えていきましょう。

人間関係には配慮や気配りはもちろん必要だと思っています。
ですが、気を使いすぎている状態ではお互いに親密感は生まれにくくなります。

それよりも、相手に喜んでもらうという視点を持てた方が親密感が生まれ、結果として喜びを分かち合えるようになります。

そのためにもまずは、「自分は相手を喜ばせることができる存在だ」とちゃんと認識することからですね。

今日の記事があなたのお役に立てましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます!💖

それではまた^^

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高見 綾@心理カウンセラー
心理は本当に面白い! 人間関係を味方に付け、大切なパートナーと親密に。人生全体の”質”を上げていきたいあなたのお役に立てたらうれしいです^^