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「職場の人間関係の比重」が大きくなりすぎると悩みが深くなる

あなたの大切な人たち(友達、家族、パートナー)との関係に親密さを感じることができれば、職場の人間関係の悩みが小さく感じられることがあります。目の前の問題を解決していこうとすることも大切ですが、今回は違う切り口から考えてみます。

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「自分にだけ当たりがキツイ人がいて困っている」というあなたのために、連載形式で記事を書き綴っています。

前回の記事はこちら。

自分だけに当たりがキツイ人がいる、ツンケンした態度を取られる、いちいち口出しされるなど

そういった職場の人間関係で悩んでいるときに
悩みを深くする要因として、「職場の対人関係の比重」が大きくなりすぎていることがあります。

「旦那さんには話せていますか?」
「お友達とはどうですか?」
と聞いてみると

「いやぁ、旦那さんはあんまり分かってくれなくて」
「友達とは…うーん、最近会っていないですね」
という反応が返ってきたりします。

友達や家族、パートナーとの関係がうまくいってないわけではないにしても、距離が近くて親密…とまではいかないことがあるようです。

大切な人たちとの親密さが十分でないと
職場で何かあったときに、そっちの方にすごく気を取られてしまうんですね。

職場の人間関係をどう捉えるかは人それぞれなのですが
職場の人とは、「気が合わなくても、仕事に影響が出ないのならそれなりに関わっていければいい」と思えば気がラクになることも多いです。

不思議に思うかもしれませんが
職場の人間関係のお悩みで相談に来られても、最終的には夫婦の話ばかりになることもあるのです。

というのも、夫婦仲が改善して、お互いに親密さを感じられるようになってくると

職場の悩みがどうでもよくなる…というと言い過ぎかもしれませんが
「まあ、いっか、テキトーにやれば」と思えてくることがあるんですね。

それくらい、友達や家族・パートナーとの関係は大切ですし、力をくれるものなのです。

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もしパートナーさんに自分の悩みを話して分かってもらいたいのに
うまく伝わらない気がする、「毎回そんなこと言っても仕方ないじゃん」とあしらわれてしまうなどがあれば

パートナーさんとの関係を改善していくことも、一つの方法です。

パートナーさんとのすれ違いは、ご相談でも本当に多くお聞きするのですが、お互いに思っていることを言っているんだけど、意図を読み間違ってしまったり、相手の言動が理解できなかったり

コミュニケーションにまつわるすれ違いって多いんですよね。

職場でも悩むし、プライベートでも悩むとなると
ぐったりしちゃいますもんね。どっちかにしてくれよ!ってなりますし。

どちらかがより取り組みやすいかも考えながら進めていくのもありかなと思っています。

目の前の問題だけをどうこうするのではなく、その周辺にある課題に取り組むことで全体が変わることも多いです。

職場の対人関係でお悩みの人は
あなたの大切な人たちとの関係性はどうか?
親密さは感じられているかな?

ということについても、一緒に振り返ってみると
何かヒントになるかもしれません。

今日も、最後までお読みいただきありがとうございます!
読んでくださる方がいることが、とても励みになります💖

それではまた^^

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高見 綾@心理カウンセラー
心理は本当に面白い! 人間関係を味方に付け、大切なパートナーと親密に。人生全体の”質”を上げていきたいあなたのお役に立てたらうれしいです^^