「自分を大切にすること」の意味が、40代になってやっと分かってきた話
「働く、生きるを、HAPPYに」をミッションに100%個人起点の転職エージェントをしている株式会社ミライフでキャリアデザイナーをしております、あやぱんこと中川綾子です!
自己紹介はこちらのnoteやこちらのnoteでしています。よろしければご覧ください。
今日は、「ありのままで生きる」「Wholeで生きる」ということに実は苦労していたという私の話です。
少しずつできていたと思っていたつもりでも、そんな簡単じゃなかった。
でもそう願えば、いつかは少しずつそうなっていくということを実感したので、そう生きたいなって思ってるけど、なかなかうまくいかない方に届けばいいなって思います。
焦らなくて、大丈夫。少しずつ前に進んでいくものだから。
「すべてを抱きしめて生きる」って私にとっては結構難しかった
これまでnoteやXで「Whole」を発信してきた私ですが、すべてを丸ごと味わう、抱きしめるといった意味合いで使ってきた単語です。
なぜかというと、これまでの私は、自分に足りないものが何で、何を埋めれば大丈夫になるのだろうと考えながら、「埋める」ことを目的に生きてきた人生で、息苦しさを感じていたからです。
※詳細はこちらのnote
「私のありのままをすべて抱きしめて生きる」「自分軸で生きる」という生き方を知って、「何て素敵な生き方なんだ」という憧れを抱きながら、少しずつできていた感覚がありました。
そして、私はそういう生き方をしている人が好きなので、周りにはそういう人が多く、その人たちからとても良い刺激をもらっている感覚もありました。
しかしながら、なかなかすべてを抱きしめて生きることはそう簡単にはできませんでした。
周りにそれができている人を見ては、「私もすべてを抱きしめてWholeに生きると決めたんだ」「私も自分がどうしたいか、自分の軸で生きると決めたんだ」と言い聞かせていくうちに、
「今の状態を脱却して、抱きしめられる自分にならなければ」
「また判断や決断に誰かの顔がちらついている。自分の軸で決めなければ」
と思うようになっていました。
呪縛①今の状態を脱却して、抱きしめられる自分にならなければ
前にnoteでWholeに生きることのすばらしさを語っていた頃は、自分が悩みながらも、思い描いてきた自分らしい生き方に向けて、割とうまくいっている時で、だからこそ見つけられた「新しい自分」を含めてすべて抱きしめて生きていこう!となっていた気がします。
その後、当たり前ですが、ずっと思い通りにうまくいくことはなく、うまくいかないことが重なったり、自分の思っていた通りにならなかったりすることが出てきた時に、
「うまくいっていた頃に戻りたい」
「自分のすべてを抱きしめたいと思っていた頃の自分の状態に戻りたい」
という気持ちが知らないうちに強くなってしまっていたんですよね。
Wholeを抱きしめるどころか、抱きしめられるWholeの定義を決めてそこに合わせに行こうとしていたんです。(結局埋めてる!!)
結果、自分に無理を強いていたようで、体が疲れていることに気づきます。
「◎◎な状態に戻りたい。」と主張する「頭(思考)」を優先するあまりに、自分の一部である「体」や自分の一部である「感情(頭が消したいと思う感情)」を置いてきぼりにし、本当の意味で自分を大切にして、抱きしめることはできていないことに気づいたわけです。
そこからは、あえて一番正直でもある「体」にフォーカスして自分の状態を理解し、その状態に合わせて
・「今」自分を大切にするということは、どういうことか
・「今」自分を抱きしめるということは、どういうことか
を考えてみることにしました。
考えるにあたり、コーチングを受けながら、マイコーチと対話をした結果、出てきたのは「大丈夫にするために、よく頑張ったね。」という言葉と涙でした。
あ、やっと自分を大事にできた。抱きしめられたと感じた瞬間でした。
呪縛②判断や決断に誰かの顔がちらついている。自分の軸で決めなければ
「周りにどう思われるのか」ではなく、「自分がどうしたいか」を第一優先して生きることが「自分らしく生きること」「自分を大切にして生きること」だと言いますよね。
だから、自分が何かを決断したり、何か行動を起こそうとするときに、必ずと言っていいほど、誰かの気持ちや誰かの思い、誰かの顔が浮かぶ自分は、「他人軸で生きている」「人を気にしている」ということだと思っていました。
「他の人のことを考えないで、自分がどうしたいのかで生きないと変われない。」そう思って、誰かの顔がちらつくたびに、ダメだダメだと否定していました。でもちらついてしまうんですよね。
そんな話をコーチ仲間や友人にしていたら、
「あやこさんは、誰かと一緒に繋がって生きていくことに価値を感じている人だってだけだよ。」
「誰かの想いを大事にしながら、自分がどうしたいかを考えることは、自分を生きていないことではないよ。」
という言葉をもらったんです。
そうか。
・私は、人とつながりながら、その繋がった人達と一緒に幸せになることに生きる意味を感じる人だったんだ。
・私は、自分一人で自分を信じるのではなく、私が誰かを信じて、その相手が私を信じてくれることで、もっともっと自分を信じることができるんだ。
「それでいいんだ。」って思ったんです。
まさにそれが私の「自分がしたいこと」だし、「自分らしく生きるカタチ」だっただけなんですよね。
そう気づいてからは、更に周りに感謝する気持ちや、周りを信じる力が強くなり、それによって自分のことももっと信じて大切にできるようになった気がします。
私は、これからも誰かと一緒に生きていくのだ。
最後に・・・
私の内面をダダ漏れにしたnoteになってしまったわけですが、最近思うのは、こうやって自分の生き様を誰かに見せるだけでも、誰かの勇気になったりすることがあるんじゃないかなってことです。
私はもちろん、プロのキャリアコンサルタントですし、コーチでもありますが、だからと言って完璧に生きているわけは当然なく、もがきながら生きているんです。
でも、こうやってもがきながら生きれば生きるほど、カスタマーの皆さんのもがきや苦しみに寄り添えたりしますし、一緒にそのもがきを味わって抜け出すこともできると思っているのです。
だから、これからも自己探求をし続けながら生きていきたいと思っています。
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