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【海外生活】留妻になって出会ったLatinaたちに学んだ「ままの人生の楽しみ方」

こんにちは、claraです。

今日は少し短めに、留妻になって出会ったLatina(ラテン系)ままたちのお話を。

ままの考え方の違い

私は5歳と2歳、2人のboysを育てる母です。
現在、長男は平日は学校に通い、次男は学校には通わず、自宅保育。

駐妻時代は周りのお友達も同じような状況だったのであまり思うことはなかったのですが、留妻になった当初、「子どもがいると〇〇ができないかも?」と感じるようになりました。

夫の大学では家族参加歓迎のイベントが多くある中で、ときに「学生とSO (Significant Other, パートナー) only」のディナーやダンスパーティーといった大人向けの「夜」のイベントの開催があります。

周りを見渡してみると、面白いことに同じような考え方をする留妻たち、はたまた、まったく対照的な考え方をする留妻たちがいました。

アジア圏の留妻たち:「子どもがいるから〇〇できない」

アジア圏の留妻たちは留学に帯同するにあたり仕事を休職し、私と同じように自宅保育をされている方も多く、「子どもがいるから参加できないかな」と話していました。

はじめての夜のイベントは学校がはじまってまだ日が浅かったこともありますが、「子どもを置いて夫婦で夜出かける」、「家族以外に子どもを預ける」という習慣があまりないアジア勢は学生のみの参加表明をする方が多かったと聞いています。

私含め、信頼できるベビーシッターを見つけられた留妻の方は徐々に夜のイベントにも参加するようになりました。

Latinas(ラテン系の留妻たち):「子どもがいても〇〇したい/〇〇する」

私は駐妻時代、ラテン系のナニーさんに会うことはよくあったのですが、ラテン系の「まま」に出会って仲良くなることは今回の留学がはじめてでした。

Latina(ラテン系)の留妻たちはもともと働いていた会社内で転籍し、アメリカでも働き続ける方や自国で起業していた方が子どもを連れてアメリカと自国を行ったり来たりする方、リモートでパートタイムで働く方もいらっしゃって、夫の留学帯同に対するそもそものスタンスがアジア圏の留妻たちと比べるととても対照的。

「Latina」と一括りにしていますが、彼女たちの出身国はメキシコ、ペルー、チリ、ブラジル、コロンビア、と本当に様々。

彼女たちは例の夜のイベントはもちろん参加。
子どもはぱぱに預けて平日の夜に集まってGirl's Nightをすることも。
さらには夫婦で夜デートにお出かけをすることもSNSから伝わってきます。

「あれ?ちょっと待って?なんだか楽しそうじゃない?笑」

彼女たちと仲良くなるにつれて、分かってきたことはみんなで「ベビーシッターさんをシェアしている」ことや「お料理は旦那さんが担当」というご家庭が多いということ。

「あれ?同じ留妻だよね?笑」

日本人ままは頑張りすぎ?

私は駐在に帯同し、そのまま留学に帯同。
新卒から働いていた会社に休職制度がなかったので、駐在帯同を機に、退職。
基本的に「家族の生活を支えること」がこれからの私の役割だと思ってきました。

ところが、「1年」の「留学の帯同」となると、ご家庭のご事情も様々。
大学には世界中から留学生が集まっているので、仲良くなることができると世界中の家庭事情等も知ることができて本当に興味深いです。

ままになっても「自分の人生は自分の人生」

「平日夜に子どもを預けて夫婦で出かけるなんて」「夫に子どもを預けてままが夜出かけるなんて」と周りに言われてしまいそうで「ままが我慢することが多い」日本ですが、いつ会っても明るく元気でパワフルなLatinaままたちを見ていると夫の留学に左右されず、彼女たちはしっかりと「自分の人生」を生きているように思います。

同じ日本人と接していると「みんなもこうだから私の生き方はこうでないといけない」と考えてしまいがちですが、「世界」という広い視野でみてみると「これ」といった決まったレールなんてないのかも、と気づかされる日々です。

日本人ままは「1人」でがんばりすぎ?

そしてもう1つ。
「もしかしたら日本人ままは1人で頑張りすぎなのかも?」

私はどちらかというと人に頼ることが苦手で、1人で全部抱えて何でもかんでも「がんばって」やってしまうタイプ。

周りの日本人駐妻さん(まま)を見てみてもみんな1人で頑張って夫やご家族を支えている印象。

結婚してすぐに夫は海外に単身赴任してしまったので、私は子育てしながら働く「ワーママ」や「共働き」をまだ経験したことはないですが、私の性格上、もし自分が仕事に復帰したらきっと仕事も家事も育児も、1人で抱えてしまうんだろうなという気がしています。

一昔前と比べるとだいぶ環境は良くなっていると思いますが、日本ではまだまだ「共働き」であってもままの方に家事・育児が寄る傾向があるようにも感じます。

そんな現実を思い浮かべながら、夫の大学院卒業後の生活がまだ未定なので、私は今後ああなるかも、こうなるかもと色々考える中で、自分の「復職」についても悩んでいるところでもあります。

私は駐在に帯同することを決め、キャリアを一旦退いたことで今までどこか「遠慮」「我慢」しているところがあったのかな… 日本で仕事を辞めずに働いている大学の同級生や会社同期を見ているとあの時、キャリアを退いていなかったらどうなっていたんだろう… と想像することも…

最近は本当に色々と将来のことを考えると同時に今までの私は与えられた環境に合わせた「生き方」をしていたに過ぎなかったのではないか… と感じることも…

「家族ではなく、「自分」を主軸にして私ももっと自分の人生を生きてもいいのかも?」

留学に帯同して、私よりも少しだけ人生を長く生きている様々な国ご出身の人生の先輩方と出会ってから、私ももう少し真剣に今後の「自分の人生」「自分はどう生きたいか」と向き合おうと決めるきっかけをいただいたようにも思います。

「人生の正解」、なんてない。
「どんなまわり道をしても自ら自分の人生を正解にしていけばいい」、きっとそうですよね。

※ 今回のお話とセットで書いてみた記事です。
もしよければこちらも合わせて読んでみてください。


いかがでしたでしょうか。

まだまだライターとしては駆け出しですが、もしよければ「スキ」や「フォロー」をいただけたら嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございます♡




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