Roam Researchを使いはじめた
メモツールとしてRoam Researchを使いはじめた。
Quiver, Boost Note, Notionを経た末の出会い。
階層構造がなく、記事同士のネットワークで管理するのが特徴。これまでのメモツールとは大きく異なる。
こちらの記事がわかりやすい。
とっかかりとして、まずこの動画のやり方を真似てみた。
以下のようなページを作る。
Reference Notes | 本、記事の引用集
本や記事で気になった箇所の引用集。Kindleのハイライト箇所をまるっとコピペするのが便利そう。
AはArticleのA。他にはB(Book)などがある。
Literature Notes | Reference Notesの考察、まとめ
本や記事のまとめや考察。Reference Notesへのブロックリンクを張ってソースを示せる。
うっすら下線部が入っている箇所が、Reference Notesへのリンク。ブロック単位でリンクを張れるのが便利。
Permanent Note | 考察を横断的にまとめる
思考を育てていく場所。これが最も重要。
たとえば前出のLiterature Noteで「自由を求めて自分のルーツをたどる」という言葉が印象的だったとする。
これをタイトルとして切り出して、今後別の文献で似た話が出てきたらリンクを張る。そうすることで、ひとつのテーマを深堀りできる。
Daily Notes | 日々のメモ
日ごとのノート。毎日自動生成される。Roamのトップページは今日のノート。
その日書いた記事やメモなど。
こちらの動画では凝ったやり方が紹介されている。
こんな風にオリジナルのテンプレートを作り、ポモドーロタイマーまで組み合わせて毎日の記録を書いているらしい。
Morning Journal的なものは手書きが好きなので、ひとまずはやらない。
Wiki(オリジナル) | 用語集
いわゆるWiki。用語集。自己流で追加したもの。
Permanent Noteが思考を深堀りするためのものなら、Wikiは単語を深堀りするためのもの。ある単語の定義やそれにまつわる議論などを一望できる場所にしたい。
以上が、初日時点での私の使い方。
好きなところ
・階層構造を考えなくていい
・ブロックで引用できる
・デフォルトのページが今日のノート
・これまではいちいち自分で作っていて面倒だった
・2記事を同時に編集できる
2ページを同時に編集可能。左にReference Note(ハイライト集)、右にLiterature Note(まとめ)を開いて、ハイライト集を見ながらまとめを書いていける。
これまでのメモツールは1度に1ページしか開けなかったので、この機能はとても便利。
・ネットワーク図が作られる
改善してほしいところ
・読み込みが遅い
・codeハイライトの対応言語がほとんど無い
これはエンジニアとして致命的につらい。
幸い、issueは上がっているようなので今後に期待🙏
まとめ
階層構造を考えないまま書き始められるのがとにかく便利。
あとはDaily Notesがトップに来るのもいい。書き始める場所を考えなくていいのが助かる。
Permanent NoteとWikiを育てて、自分の思考の置き場になったらいいな。
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