新しいものを開拓する
物欲を持ち続けられるか
新しい物好きというのは自分の性分としてあると思います。スマホの新しいのが出た、買いたい。パソコンの新しいモデルが出た、買いたい。時計の新しいのが出た、買いたい。新しい物好きというか物欲というか、まあそういうものをずっと持ってきました。
しかしそれもだんだん年齢を重ねて四十も後半になると、そういったものも少しずつ薄くなってきました。スマートウォッチは二年前のモデル、iPad Proも新型に変えていない。自分にとっては進化?退化?どちらにしても大きな変化です。
新しいものを吸収する
それでも音楽は新しいものを取り入れてきているように思います。むしろ若いときの方が頑固だったのかも。若者らしい一途さ、と要ってもいいのかもしれませんが、昔だったら受け入れられな方であろう色々な要素が今は受け入れられて、何なら気に入ってさえいたりします。
そんな中で子どもの頃から変わっていないかもと思っていることに、読書の趣味があります。
あいつがいないなら図書室に行け
小学校時代の担任の引継にそんな言葉があったそうです。確かに私は外で遊んだりもしますが、よく図書室にいました。5年生の終わり頃には図書室の本をすべて読んでしまって、遂に百科事典の棚に手を伸ばすに至る、そんな変な子どもでした。
そういった乱読家な私ですが、一応好みのジャンルというのがあって、ひとつはSFです。図書室にあったとある本を気に入って父におねだりすると、どうも絶版で手に入らない、というときはかなり落ち込んだものです。他にはホームズやルパンなどのミステリーもの、図書室のマストアイテム歴史漫画から歴史物。歴史物はそれほど多くありませんが、他のものは今でも購入するジャンルです。中学校の時に他の小学校からやってきた友人から勧められたジュブナイル小説から所謂ラノベというジャンルにハマり、そこからファンタジーものや恋愛ものなどにも手を広げていき、この辺りで私の好みは固定化されている感じがします。
現役最古のラノベ作家
こう自称されている笹本祐一という作家さんのデビュー作が先にオタク友達から紹介された本の中にあって私のラノベ好きはここで決定づけられました。所謂ジュブナイル小説、SFですが、今のラノベの直系の祖先と評されるもので、元々SF好きだった人間にはハマりやすい内容であったことも影響して未だにこの本/シリーズは自分の中で影響力のあるものになっています。後続の作家さんの中にもこれが好きだという方も多くいらっしゃるようで、この界隈では大物がその愛を公言されていたりします。
上のが私が当時手に取った版で、最新のは下側です。
この作家さんは所謂ラノベ系統とハードSF系統と両方を書ける方で、私はどちらの系統も好きです。ロケットや宇宙への愛が高じて書かれた以下のシリーズは圧巻で、是非読んでもらいたいです。
無料なので是非読んでもらいたいです。
ハードSF系ならこれがお勧め。
ラノベ系なら一番はこれらのですが、どうもややこしいことになっているのか、手に入らないんですよね。
電子書籍版もありません。おそらく一番売れたんだろうなあという、アニメにもなったのはこちら。
なのですが、あまりこちらは自分好みではなく途中で挫折しました。あまりにライトすぎるのか何なのか…古くはこれも読めなかったので、多分その系統にあるからでしょうか。
最近のハードSF系の、でもまだ見ぬ未来を語っているこれは大好物です。
ということで、笹本祐一氏への愛を語る内容でした。界隈では有名人ですが、一般的には過小評価されている、と不満感を持っています。冷静に考えれば、活躍されているジャンルを考えれば仕方ないのかもしれませんが。
でもこの人、ロケット好きが高じて作家仲間を集めて結果的にホリエモンロケットの会社の出だしの団体を立ち上げる位の人だから、影響力はすごいんだけどなあ…。
と、ここまで書き始めてから1時間程度、一度も落ちていません。笹本さんがらみでEdgeのタブを色々と切り替えて作業した以外は、昨日と作業としてはほとんど同じなんだけれど…昨日したうちの何かが問題を解決したのかな…と思ったり。ともあれ、この調子で行ってくれたらいいな。