饗宴「世濁声~GOOD MORNING BEAUTIFUL MOUSE」11/17 夜公演感想
鈴木勝吾さんが初めて脚本・演出をすると聞いて、これは行かなければ!とチケット取りました。
ゲストは世界のizawaさん。
音楽はただすけさんが参加で期待しかないし、あんなに豪華なゲストで選べない!となりましたが、モリミュ大好きな私には、井澤さんの回を選択。井澤さんとの化学反応を見たくて選んだこの日は大正解!(※あくまで個人の感想ですので、ご注意ください。)
ここから、箇条書きでの感想となります。
世濁声
さとるが勝吾さん、とおるが安西さん、男が井澤さん
・さとるは記憶が無い。
お母さんの顔と声も思い出せないのに、とおるのことだけは覚えている。
・勝吾さんの記憶が混乱して吐く芝居上手すぎて逆に怖い。本当に辛そう。さとるになっているからなんだけど、極限まで削っているよね。
・一番後ろのテーブル席だったけど、全員通ってくれるし、安西さんは真後ろで止まった。
・演出に西田さん感あったなーと。
・ただすけさんの音楽が美しく透明な湖みたいと個人的には感じた。
・脚立があって、座ったり立ったりする。
・あの空間で地声なの流石。走ったり胸ぐら掴んだり、お客さんいるのにぶつかんないかなって思ったよ。
・ゲストの出演時間は短い。
脳内に語りかけている男?違和感のある役。二人の芝居に刀のように突き刺す感じ。
前髪下ろすと幼い印象を受けた。
井澤さんは、手のお芝居がいいね。止まると動くの切り替えが思わず見ちゃう、美しい。
UNIVERSE25
「UNIVERSE25」の話の流れから、人間は死んでいる。毎日を同じように過ごし、疑問を抱かない。自分が英雄になると思っていない。誰かが英雄になることを待っている。
それでも僕たちは信じよう。まだ世界はこんなにも美しい。僕たちは皆(観客)と出会えた。
→今の世の中、声を上げたくてもできなくて燻っている皆の心の代弁であり、勝吾さんの心の内をさらけ出した作品であると感じた。
アフタートーク
勝吾さん「ドリンク頼んでもいいし、トイレもう我慢できないよーって人は行ってもいいし、トイレまで聞こえる声で話すから」→そういうところだ笑
世界のizawaと宇宙の安西、銀河の鈴木って話をしていて、意味わからなくて好き笑
井澤さんの「拍手が暖かい」の流れから、「わからない方いると思うんですけど、拍手って焚き火みたいだねって、僕らのモリミュで愛する平野良さんが言ってた」
→平野良さんの名前出してくれてありがとうございます!
まとめ
総括して難しい。
世の中に対しての疑問を真っ向から声を上げて演劇にした印象。
勝吾さんと安西さんの芝居での殴り合いには、目をそらすことができない空気感がある。
言葉の重みが強く、胸にズシンとくる感じがして、観終わった後は、自分と向き合い直すきっかけとなるような作品。
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