【日本語教育レポート】第5・6回「はじめまして」最終回と新しい単元「土地勘」1
10月4日分のレポートが遅れてしまったので、第5回と第6回を合わせて記録します。
第5回「はじめまして」5(最終回)
元々全4回で完結を予定していた単元「はじめまして」ですが、まだ学習のサイクルや、情報から概念理解に結びつけるということを直接的に学習内容として捉えた学び方にまだ慣れていないということも考慮すると、4回はそもそも厳しかったかなと反省しています。
『西の魔女が死んだ』に関しては、読んでいく上で、漢字がやはりネックになってしまっていて、私が音読している分には、話の大まかな流れを捉えることはできていました。ふりがなを振りながら音読を聞いて、前の活動でそれぞれで調べていた漢字が出てきた時には、その部分を読んでもらいながら、一通り読むことまでは出来ました。タイミング的に次の単元に進んでしまいましたが、「魔女」について分析をしたら、宿題で「友達」の作文にエピソードを入れる、ということをしてもらおうかと思っています。
とりあえず、「はじめまして」の単元は最終回を迎えたので、この単元で取り組んだ課題を、Padletというプラットフォームで公開しました。これは、学習者のポートフォリオとなって、学習の進捗を自分たちで確認したり、保護者の方に見ていただくために使って項と思います。
第6回「土地勘」1
新しい単元は、「土地勘」という言葉を探究のきっかけに、学習を進めていきたいと思います。
第6回のレッスンでは、前の単元の『西の魔女が死んだ』を読み進めてから、通信を読んで、地図を描く活動まですることができました。
まだ掴みのところしかできていないので、次回から本格的にこの単元に入っていきたいと思います。