闇を愛するということ
闇が光にかわる・・
そんなことが
今わたしにおこっている
いつか叶えたい夢
自分の誕生日に
“お母さん、産んでくれてありがとう”と
花束をわたすことだった
それは
生まれてきたことにとっても感謝してるってこと
そんな境地に
果たして生きてる間に到達できるんだろうか、と
どこか他人事にかんじてた
でも最近のわたしは
この夢に近づいてるような気がする
なんで生まれてきたんだろう・・
生きることを楽しいと感じたことはなく
ただひたすら
平行線のまま静かに終末を迎えることを願ってた
ところが思いもよらぬ事態がおこった
ある人と出会いが
わたしの人生観を変えた
というか
この出会いのために
これまでの闇があったのかも、と思った
感謝はするものじゃない、わいてくるもの
ってきいてたけど
今それを体感してる
闇をくぐり抜けてこなければ
きっと出会えなかった
闇にわたしの魂は研磨してもらった
そうして発せられる魂の音は
たくさんひびきあっている振動の中から
あなたの音に反応した
あなたが光っててくれてありがとう
みつけやすかったよ
だから今までのすべての闇は
わたしの魂をみがいてくれてたんだと思うと
感謝できて
そしてぎゅっと抱きしめたくなる
真っ黒くて冷たくて重たいその闇を
抱きしめたくなるのだ
愛おしく思う
闇を光にかえる・・
そんな魔法みたいなことが
今のわたしならできる
たしかに
闇をみることは怖くて目をそむけたくなる
わたしもそうして散々目をそらしてきた
そのことに飽きたのが
去年の10月
心がモヤモヤしていて
なんとか払拭したいと
自分の闇をインスタライブで話し始めた
それをしたからってなんの得にもならない
むしろ吐き気がするくらいイヤなことだった
ただ
心のモヤモヤをとっぱらいたい一心だった
そうして闇を見つめると決めて
終わりをむかえる頃その出会いがあった
今思うと本当に不思議な流れだった・・
だから
闇がわたしをここまで連れてきてくれた
今までわたしを苦しめてきた人たちは
わたしを苦しめる配役を見事に演じきってくれた
あまりの名演技に
わたしもどっぷり悲劇のヒロインに浸れたよ 笑
それだけ闇をうけとれるのだから
同じくらいの光だってうけとれる
闇と感じていることは
魔法のスティックを振れば
光にかわる
今のわたしはそんな魔法を手に入れたのだ