好感度アップ!ステージマナー
今回はちょいちょい気になっている
ステージ上での所作(振る舞い)について
少しアドバイスを送りたいと思います◎
■目と耳の情報比率って「8:2」らしい
生演奏と録音の違いって
目の前で演奏をしているかいないか、ですよね
楽器の音が空気を伝わって
自分の耳にダイレクトに届く
そりゃ、感動するわけですよね~
がしかし。
生演奏というのは
視覚情報としても演奏を捉えているのです。
そして驚愕の事実!
なんと人間は外部からの情報に対して耳で2割目で8割認知する
なんて情報も…!
演奏技術とそれほど関係ないところで印象悪くなっている
…なんて超モッタイナイと思いませんか?
■特に気になる3つの場面
コンクール、定期演奏会、発表会と様々な場面で
素敵な演奏をしているのに残念な印象になってしまっている
そんなニシジマ的モッタイナイな~ポイントが3つあります
【モッタイナイな~ポイント】
①入退場
②演奏終わり
③おじぎ
①入退場
幕が上がるとすでに着席していて…という
いわゆる「板付き」の場合を除いて
歩いて入場⇒座る⇒演奏開始⇒歩いて退場
のことがほとんどだと思いますが
この移動の瞬間、意識していますか?
トボトボ、ダラダラ歩いていると
お客さんはその間待っている状態(簡単に言えば暇な時間)なので
いつまでも待たされたら…印象は良くないと思いませんか?
別に行進をしよう!と言っているわけではないですが
さささと準備してすぐに演奏に入れる態勢になれるように
心がけた方が見栄えがいいんじゃないかな?と思った次第です。
②演奏終わり
指揮者が腕を下ろすまで動かない!
なんて注意を聞いたことがある人もいるかもしれません。
なんで演奏直後に動いちゃいけないと思いますか?
ホールなどのとても響く空間では
いつもより残響が聴こえた経験があると思います。
ざっくりいえばこの音の響きが消えるまでが演奏です。
音が完全に消えるまでは音楽が続いている、ということです。
静かに終わる曲はその後の静寂すら音楽になっていることもあります。
なのに
自分の仕事が終わったからと
曲の世界観にそぐわない動きをするのは…好ましくないと思いませんか?
③おじぎ
そもそもおじぎってなんでしますか?
先生に言われたから?
特に指示がなければする必要はないですか?
私が思うに
聞いてくれてありがとうございましたという気持ちで
おじぎをするんだと思っています。
だとしたら
ペコっとするだけのおじぎって…(以下省略)
コンクールなど規定として皆がお辞儀をしない
など決まりがある場合を除いて
おじぎをするときはありがとうございましたを意識すると
ペコっと短いお辞儀にはなりにくいんじゃないかな?
と思うのですが、いかがでしょうか?
■気にしてる余裕なんてない
本番の時は余裕なんかないからそれどころじゃないんだよ!
という人もいると思います。
いつもと違う環境なので余裕のある人の方が少ないのは事実。
でもなんで余裕がないんですかね
おそらく緊張しているからでしょうか。
緊張を軽減できる可能性があるとしたら、試しますか?
…実はあります。
完全に緊張しなくなる!とはさすがに言えませんが
ある程度軽減はできると思うので
気になる人はこちらを参考に置いておきます↓↓
■まとめ
客席から見ていると
もれなく全員の挙動が一目瞭然です。
一人だけ動いてたりするとなおさら目立ちます。
吹奏楽はチーム戦なので
全体で世界を作り出す必要があります。
演奏が上手なことももちろん大事だけど
世界観を作るという観点でお客さんから見える景色にも注意を向けてもらえたら嬉しいなと思います
次回(4月13日配信予定)は
ウォームアップについてお話ししようと思います。