音程を合わせるときは使いたい音色で!
合奏中「音程が悪い」と指摘されてその音を吹いてる人だけで吹く。
な~んてシーンに遭遇したとき
ちょっと気になっている「…さっきそんな音色で吹いてたっけ?」現象。
今回は
チューニングをするってことは、…なんだっけ?
という問いかけをお届けします。
■指摘された時の音程の傾向を知ろう。
この音の音程を注意されたから
と念入りにチューナーで確認してから挑んだ合奏練習。
なのに・・・
また捕まったぁぁぁぁぁぁああ!!!
という経験のある方。
チューナーで合わせるとき
音色って気にしてますか?
その、まさしく捕まった音の雰囲気で吹くときにどう音程が悪いのか。
ここをチューナーで見てほしいのです。
■捕まった音の音色を思い出そう
たとえば
すごーく小さい音で伸ばす白玉系音符とか
フォルテ4つ!!!みたいな盛大な伸ばしとか
これらを吹くときって
いつもと明らかに息の使い方が違うと思いませんか?
極論を言うと
音量を変えたから音程も変わっちゃった!
というのは吹き方的にあまりよろしくない現象なのですが…。
(音量を変えて吹くときの吹き方の手法が良くない可能性)
要は、
その吹きたい音色で吹いた時に
自分は音程がどうなっちゃうのかということを知れば
攻略の道は見えてきます!
この時に注目したいのはこの4つ
・音の大きさ
・息のスピード感
・楽器に詰め込む空気の圧力
・音の響き
■音程を合わせるときのポイント
音の大きさに音程が左右されないような
吹き方を研究してほしい所ですが…
とりあえず
音量などの条件で音程がとりにくいのなら
同じような吹き方で音程をまず確認してみてください。
そして
自分は高くなるのか/低くなるのか
を知ったら
これは自動でそうなっちゃうんだと1回諦めて
じゃあ「低めに吹く/高めに吹く」と対応すると
永遠に捕まり続ける地獄からは抜け出せると思います◎
■毎回高かったり低かったりバラバラな人へ
「傾向を知れっていうけど毎回バラバラです~」
という方は
一番最初にチューニングするときの吹き方が
すでに良くないかもしれません。
基本的に楽器で音を出すときは
どんな時でも「いい音」と呼ばれる音で吹かなきゃダメです。
いい音ってどんな音でしょう?
▼ニシジマのイメージで文字化するとこんな感じ
・音の周りにキラキラした何かが纏われてる
・遠くに飛んでいくような抜け感がある
・何か詰まっているような苦しい音ではない
・揺れたりしない
どんな時でもこの「いい音」という音の吹き方です。
基礎練はもちろんですが
新しい楽譜をさらう時だっていい音で吹こう!と気をつけてみてください。
そして
この音でおおもとのチューニングをして
さらに
音量・音色変えたときにどうなるのか
という感じではなしは進んでいきます。
なので
どんな時も気を抜かづに
色んな所を観察して吹いてみてください◎
■まとめ
合奏で、しかも長い音符で捕まると
ドキドキしちゃいますよね~!!!
(伴奏楽器あるあるだよね~^^)
どうすればいいんだ!とドキドキしてさらに合わなくなる
みたな公開処刑感を思い出します.。o○
チューナー使って音程を合わせるときは
まず自分が高くなってるのか低くなってるのか
ここを一番最初に確認してから合わせる!
という手順を推奨しているのでお試しあれ★
次回(7月13日配信予定)は
直管楽器のひと注意喚起!
ベルの向きの重要性をお話ししようと思います
\宜しければRTお願いします!/